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大事なんでまた言います。年金未納放置はダメ、絶対!

おはようございます、ひらっちです。今日は朝から「宇宙」をテーマにした原稿を執筆しています。あまりに壮大な話で、頭から煙が立ちのぼりそうな状況です。素粒子物理学…。だれかお詳しいですか?(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■国民年金の免除・猶予者、なんと609万人!

あらためまして、ひらっちです。今日は、何度もこのnoteで書いている「年金」をテーマに書いてみたいと思います。

下記は日経新聞の記事になりますが、先日の厚生労働省の発表が、いろいろなメディアで取り上げられているみたいですね。

どうやら2020年度の国民年金の保険料免除・猶予者が、過去最多になったようです。それだけコロナの影響を受けた人が多かったということでしょうか。

このnoteでは、何度も国民年金について書いています。個人事業主・フリーランスの方にとって、「国民年金」は切っても切れない存在ですからね。あと、忘れられがちですが、20歳を超えた大学生の方なども関係大ありです。

あなたはちゃんと国民年金を払っていますか? もし払っていなくて支払いが大変なら、ちゃんと「免除」や「猶予」の申請をしてくださいね!

■安心してください。なぜなら・・・

「え…。なんだか年金の免除を申し込むなんて、気が引けるよね…」

そんなあなたにこそ、ぜひ知ってほしい情報があります。

何を隠そう、私ひらっちも、駆け出しのフリーライターだった頃、一時的にこの国民年金の減免制度を利用しておりました!

どうですか? みなさんも、少しは利用のハードルが下がりましたか?笑

ちょっと記憶が定かではありませんが、僕の場合、全額免除ではなく、一部免除だったと思います。所得に応じてさまざまな形で免除が受けられるので、特に駆け出しのフリーランスの方は、くれぐれも無理せずに利用を検討してみてください。

「生活保護みたいに、窓口で追い返されて嫌な思いをするじゃないの?」

もしかしたら、そんな心配をされている方もいるかもしれませんね。生活保護の現状はどうなのかよくわかりませんし、以前に比べて改善されていると願いたいところですが、国民年金の減免申請に関しては、きっとそんなことはないはず。

なぜなら、年金事務所にとっても、納付率の悪化につながる未納者が増えるより、納付率の算出から除外される全額免除・猶予者が増えた方が、見かけ上の納付率は上がるからです。

年金関係者にとって、最も気になるのが「納付率」という数字です。サラリーマンの方は厚生年金の納付から逃れる術がないので、あまりに納付率が下がると「国民年金だけ未納で済むなんてずるいじゃん!年金事務所の怠慢だ!」なんて批判されかねませんから。でも、免除・猶予の人は、この納付率の計算のもとになる分母から省かれる仕組みになっているんですよね。

失業率が、仕事をしたいと思っている人を対象にしていて、そもそも仕事に就くのを諦めている人を対象に含んでいないのと同じような理屈です。

もっとも最近では、免除・猶予者を含めた実質的な納付率を算出するケースも増えてるようですけど。

このからくりを考えると、年金事務所側としても「どうせ未納者になる可能性があるなら、全額免除・猶予者になってもらった方がいい」というインセンティブが働きやすい、というわけですね。

■まとめ

特にフリーランスで、キャッシュが厳しい独立直後という人は、ぜひ積極的に減免制度を利用して、手元資金を厚くしておくことをお勧めします。所得に応じて利用できるちゃんとした仕組みですし、余裕が出てきたら減免分を追納する制度もあるので、将来の年金額が減る心配をされている方も問題ありません。

苦しい人は緊急避難的に利用しましょう。そして、売上が伸びてきたタイミングで過去の免除分をまとめて追納すれば、所得控除額をアップさせることができるので、節税という観点でいってもかなりお得です。所得が少ない時に無理して支払い、所得控除を利用しても、ほとんど意味がないですからね。

とにかく未納の状態だけは絶対に避けてくださいね。下記の過去記事にも書いたと思いますが、未納の状態で万が一のことが起き、遺族年金や障害年金が受給できないというのはめちゃくちゃ大きなリスクですから。

今まさに苦しさの真っ只中という個人事業主・フリーランスの方もいると思うので、ぜひ上記の記事などを参考にしてみてくださいね(^^♪

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