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地方暮らし、そろそろ真剣に考えてみませんか?

おはようございます、ひらっちです。今日は朝から原稿をいくつか仕上げて、お昼前には取材で外出する予定です。新幹線で出張しますが、冬が近づいてきてコロナの感染も再び拡大傾向にあるので、しっかり予防対策をして出掛けたい思います!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■あのパソナの移住社員のインタビュー記事を見つけました

あらためまして、ひらっちです。今日は「田舎暮らし」について書いてみたいと思います。

先日、ネットを見ていたら、こんな記事に出くわしました。神戸新聞の記事のようですが、一時期メディアで大きく取り上げられていた、パソナの本社移転に関する内容です。

記事では、実際に東京から淡路島へと移住した社員の方にインタビューしてして、ある程度ポジショントークも含まれているとは思いますけど、こんなことをお話しされています。

「東京にいたときは、あれが常識だった。今思えば、東京の生活が異常だった。なぜあんなにお金を払って東京に住んでいたんだろうって」

もちろん価値観は人それぞれだと思います。それでも僕は、ずっと東京にいると分からないことって、結構あるんじゃないかなぁ~なんて思っています。

僕も少しだけ東京に住んだことがありますけど、今改めて東京へ出張した時に思うのは「働く場所としてはアリかもしれないけど、人が住む場所ではないな。特に子育て世代は」ということ。なんだか息苦しくてすぐに帰りたくなります。もちろん、慣れの問題も多分にあるんでしょうけどね。

■地方暮らしの「不安」について考えてみた

コロナの感染拡大やら「3密」やらを抜きにしても、田舎に住んでいる僕からすると、東京はかなり異常な光景だと感じます。もっと自然を身近に感じる場所で生活したほうがいいんじゃないかな? 

あの環境で過ごしていて、真顔で「SDGsだ」なんて力説されても、なんだか悪い冗談にしか聞こえません

なんでみんな東京に住むんだろ? 特にコロナでイベント自粛などが続いている現状においては、東京にいるメリットが相当削がれてしまっている気がしますしね。

ちなみに、内閣府がこんなサイトを立ち上げているみたいなので、よろしければ参考にご覧になってください。内閣府の回し者のようですけど、地方暮らし、なかなかいいと思うけどなぁ~。

以下、地方暮らしに対する不安について、どんなものかなぁ~なんて考えてみました。

<不安1:不便じゃない?>

人それぞれ感じ方は違うけど、あの満員電車の方がよほど不便のような気がします。ものを手に入れるという点では、かなりの田舎でない限り、ショッピングセンターやホームセンターは割に近くにあるケースが多いと思います。あとはネット通販ですよね。Amazonさんがどこにでもいます(笑)。お年寄りは不便かもしれませんけど、まだ体力があり、基本的なITリテラリーがある20代、30代ならほとんど不便を感じないんじゃないかな?

<不安2:娯楽がなくない?>

コロナ騒動がしばらく続くことを考えると、東京だって娯楽はあんまりないですよね? むしろ自然が身近にあるので、アウトドア派にとっては娯楽が一気に増えるはず。キャンプや釣り、山登り、天体観測、家庭菜園・・・などなど、むしろ新しい趣味にたくさん出会えると思います。いまやそこそこの田舎ならネット環境が整っていて当たり前なので、ゲームや映画、マンガなどもネット経由で問題なく楽しめますしね!

<不安3:仕事がなくない?>

確かに東京よりも選択が狭まる可能性はあります。でも、リモートワークが本格解禁された今、以前よりも働き方はぐんと広がっているはず。あと、地方は若者の人手不足が深刻なので、副業・複業を視野に入れれば、仕事自体は色々あると思います。競争も少ないので、意外に独立したい人にだって向いているんじゃないかな? IT関連の起業なども、家賃などの固定費が安く抑えられる分、ハードルがより低くなると思います。

こう考えるとITの力って絶大ですね。地方のデメリットは、ITの発達によって相当解消されてきていると思います。20年前くらいの「寂れた田舎像」をいまだに引きづっていると「損な時代」がやってきているのかもしれませんね。

■まとめ

このnoteは、お金をメインテーマに扱っているため、「セミリタイア」「FIRE」を目指している方、憧れている方にたくさんお読みいただいているようですけど、正直に言って、普通のサラリーマンが東京に住みながらアーリーリタイアするのは、かなりの無理ゲーだと思います。家族が増えてくると特に。

一番大きな原因は、生活コストのかなりの割合を占める住居費の高さです。リタイアを実現するためには「不労所得>生活費」という図式を成立させないといけませんが、生活費の圧縮する最大の足枷になるのが住居費だからです。

その点、ある程度の田舎にいけば、東京暮らしに比べると圧倒的に住居費が安く抑えられます。「田舎に行くと逆に不便でお金がかかるんじゃない?」と思われがちですけど、程よい田舎であれば、自家用車がなくても生活が成り立つ場所も少なくないはず。どうしても必要だというなら中古の安い軽自動車が1台あれば十分。要は「選び方次第」だと僕は思います。

「不労所得>生活費」という図式を作るための方法は、不労所得を増やすことだけではありません。「セミリタイア」「FIRE」を本気で目指すなら、「都会を離れる」という選択肢をあらかじめ視野に入れておくと、目標達成がかなり現実味を帯びてくると思いますよ!


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