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タイトルが悪いと記事は読まれない!読者の興味を惹くポイント5選

Webライティングにおいて、タイトルは非常に重要です。なぜなら、読者のほとんどはタイトルを見て記事を読むかどうか判断するからです。

例えば、内容はいいのにタイトルがいまいちで損しているnoteの記事を、あなたも見たことがあるのではないでしょうか。あるいは渾身の記事を書いたのに、PV数やスキが増えないことを経験した方もいるかもしれません。タイトルが悪いと、記事はなかなか読まれないのです。

今回は、読者の興味を惹くタイトルの付け方を紹介します。Webライターだけでなく、ブログやnoteを執筆する方にも役立つ情報なので、ぜひ参考にしてください。


思わず読みたくなる記事タイトルの特徴

読者が記事を読むきっかけは、主に以下の3つに分かれます。

①Googleで検索したとき、記事タイトルに興味を惹かれた。
②たまたま流れてきたXのポストで記事が共有されており、そのタイトルが目立っていた。
③ニュースアプリなどで情報収集する中で、興味を惹く記事タイトルを見つけた。

インターネットで多くの情報が飛び交う中、人の目を惹きつけるためには「思わず読みたくなるタイトル」を付けなければなりません。では、思わず読みたくなるタイトルとは何でしょうか?それは、以下の3パターンです。

①記事を読むと得であることを伝える
「認知症防止に役立つ趣味」「3分で効果が出るストレッチ」など、記事を読むことで読者が得することを伝えると効果的。

②最新であることを伝える
「新発売の○○」「202×年△月最新」など、情報が新しいことを伝えると読者の興味を惹きやすい。

③好奇心をくすぐる
「年収300万円のサラリーマンが副業に挑戦したら、人生が変わった」のように、好奇心をくすぐる表現も有効。ただし、煽りすぎには注意が必要。

タイトルを考えるときは上記の3パターンを参考にすると、読んでもらえる記事タイトルを作成できます。

タイトルを付けるときの5つポイント

キーワードを入れる

記事タイトルにキーワードを盛り込むことは、SEO対策において非常に重要です。検索エンジンは、タイトルに含まれるキーワードを考慮してページをランキングします。特に重要なキーワードは、タイトルの前半に配置しましょう。

なお同じキーワードを何度も繰り返し入れてしまうと、タイトルの文字数が無駄になってしまいます。スパムと疑われる恐れもあるので、キーワードは重複しないように注意しましょう。

興味を惹く表現を使う

読者の注目を集めるには、興味を惹く表現を使うことが大切です。印象に残る言葉や行動したくなるような表現を用いることで、読者はタイトルに惹かれ、記事を読む可能性が高くなります。

【興味を惹く表現の例】
・○○しないと損する
・○○必見
・○○の秘訣
・無料
・禁断の○○
・あなたが知らない○○

ただし興味を惹く表現を使う際は、誇大表現にならないよう注意が必要です。あくまで記事の内容に沿った、適切な表現を心がけましょう。

6W2Hで考える

記事タイトルを考える際に6W2Hを使うことで、読者の心に刺さるタイトルを作りやすくなります。

Who(誰が)
Whom(誰に)
What(何を)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ、何のために)
How(どのように)
How much(いくらで)

特に「Why(なぜ)」「What(何を)」「How(どのように)」の3つの要素は、クリック率を高めるのに効果的です。読者は自分の抱える問題の解決方法や、得られるメリットに興味があるため、これらの要素を含んだタイトルは注目を集めやすくなります。

例えば6W2Hのうち4要素を使うと、以下のようなタイトルが作成できます。

How(どのように):これだけ読めばOK!
Who(誰が):大学生でも
Why(何のために):月20万円の収入を得られる
What(何を):おすすめ副業5選

6W2Hを使う際は、すべての要素を盛り込む必要はありません。記事の内容に合わせて、適切な要素を選んでタイトルを作成しましょう。

具体的な数字を使う

記事タイトルに具体的な数字を使うことは、信頼性を高めるのに効果的です。数字を用いることで記事内容がより明確になり、読者の印象に残りやすくなります。

数字を使わず「安い」「多い」「すぐ」などの抽象的な表現をしてしまうと、読者の興味を強く惹きつけられないでしょう。具体性を持たせるために、以下のように数字を使った表現にならないか検討してみてください。

・今なら半額⇒今なら100円
・すぐに読める⇒3分で読める
・クリック率が上がった⇒クリック率が10%上がった

ベネフィットを伝える

記事タイトルにベネフィットを盛り込むことで、読者がクリックしたくなるような魅力的なタイトルを作成できます。ベネフィットとは、記事を読むことで読者が得られる最高の未来や価値のことです。自分の悩みが解決できる、新しい知識が得られる、人生が豊かになるなど、読者にとって魅力的な未来像を示しましょう。

ベネフィットを考える際は、メリットと混同しないように注意しましょう。メリットは、商品やサービスの特徴や利点のことを指します。例えば、「〇〇を使えば、時間が節約できる(メリット)」と「時間を節約して、家族との大切な時間が増える(ベネフィット)」では、伝えている価値が異なります。

記事タイトルで読者が得られる最高の価値を提示することは、クリック率を高めるのに有効です。ぜひ意識してみましょう。

タイトルに適した文字数はどれか問題

タイトルに適した文字数が何文字なのかは、意見が分かれるところです。文字数ごとの特徴を、以下にまとめてみました。

・28~32文字
パソコンで検索したときに表示されるタイトルは、32文字までのことが多い。
他の記事との差別化が難しく、似たり寄ったりの表現になる。

・32~40文字
スマートフォンで検索したときは、40文字まで表示されることがある。

・40~50文字
他の記事とタイトルを差別化しやすく、インパクトのある表現ができる。
表示される文字数が少ないと、ほとんど見切れてしまう。

Googleで検索したときに表示されるタイトルの文字数は、Googleのアップデートによって頻繁に変わるようです。なので、28文字までしか表示されないときもあれば、40文字以上表示されることもあります。

クライアントから文字数が指定されているときはそれに従うべきですが、自分でブログ記事を書くときは好きに決められます。入れたいキーワード、必ず伝えたいことは32文字以内に収め、補足内容は32文字目以降に入れてタイトルを長めにしておくのも一つの手です。

タイトルを付けるときの注意点

タイトルと記事内容を一致させる

魅力的なタイトルで読者の興味を引き付けることは重要ですが、タイトルと記事内容が大きくかけ離れていると、読者の期待を裏切ることになります。タイトルに惹かれて記事をクリックしたのに、イメージと違うと読者は失望し、記事から離脱してしまうでしょう。

例えば「たった1週間で10キロ痩せる驚きの方法」というタイトルで読者を引き付けておきながら、記事内容が現実的なダイエット方法の紹介だったとしたら、読者は肩透かしを食らったように感じてしまいます。

タイトルを付ける際は、記事内容を正確に反映したものにすることが大切です。タイトルで読者に約束したことは、記事内で必ず説明するようにしましょう。

煽りすぎない

読者の期待を過剰に煽るようなタイトルは一時的にクリック率を上げるかもしれませんが、長期的には読者の信用を失うことにつながります。

例えば「この方法を使えば、誰でも1ヶ月で1000万円稼げる!」というようなタイトルは、現実離れした内容を連想させ、読者の信頼を損ねる可能性があります。過剰な煽りはWebサイトの信用度を下げ、結果的に読者離れを招くことになりかねません。

結果的に読者もサイト運営者も損をするため、記事内容に見合った適切な表現を心がけることが大切です。

まとめ

記事のタイトルは読者の興味を引き付け、記事を読んでもらうための重要な要素です。魅力的なタイトルを付けることで読者のクリック率が上がり、記事が多くの人に読まれる可能性が高まります。

記事のタイトルは読者との最初の接点であり、記事が読まれるかどうかの命運を握ります。本記事で伝えたポイントを意識して、読者の心を掴むタイトルを考えてみてください!


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