【歌詞カード】Ily
Wrenです。
クリエイターたる者、同志でありライバルでもある人の作業風景や制作手法・拘り・創作思想にめっちゃ興味ありません?
僕はあります。
よく聞かれるものでは「曲はどこから作りますか」とか「曲と詞どっちを先に作りますか」みたいなものがありますが、僕は「どういう想いを込めて(ロックを持って)この詞を書いたんだろう」とか「このワードを選んだのはどうしてだろう」とか「この場面で転調した意図は……」「どう考えたらこんな曲の構成が思いつくんだ?」「使用機材は?」等々、良い音楽を作る人に出会う度に、良い音楽に出会う度に尋ねたくなるのです。
じゃあ、逆も絶対に需要があるだろう、と。
僕は自分の中で「概念としてのロック」は既に完成しているし、作曲持論も大方固まっています。元より「何となく」というものがキライで、全てに理由を求めたがる性分なため、自分で自分を研究することも多いです。
だからこそ、「僕はこの曲をこう考えて作りました」と答えることができます。
しかし、創作というものは大概にして制作者が自らの作品を説明するのは野暮であります。時としてそれは屈辱でもある。クリエイターやアーティストといった僕と同じ世界の人ならば、きっと分かって頂けるでしょう。
ということで、これは知りたい人だけが読めれば良いと思っています。
僕と同じく同業者がどういう風に考えて作っているか知りたいという方、僕の意思に反してでもより僕の作った音楽を理解したいという熱心なファン(いらっしゃったらYoutubeやTwitterでコメントを下さいw)、そういった方にのみお読み頂きたいので、有料設定で記事を公開します。
価格はその為についているので、決してこの記事の価値に相応しているとは限りません。悪しからず。
というワケで作曲者本人による曲解説の第1弾は、僕のRösenDorferの楽曲として重要なポジションにある、「Ily」を解説していきます。
「Ily」楽曲概要
Ily / RösenDorfer
初出: 2018年
尺: 4:24
作詞・作編曲: Wren
♩=140
「Ily」歌詞
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