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STEP12 シフォンケーキの包装は何が正解?

あなたはシフォンケーキはお作りになりますか?
シフォンケーキってどういう包装がいいでしょうか?



●私のシフォンケーキの包み方

いろいろな考え方がありますが私はほとんどの場合でこういったOPPシートの包装か↓

OPPの袋での包装がいいと思っています。↓

あ、ちなみに、上の画像はどちらも富澤商店様からご依頼いただき制作したラッピングレシピです。リンク載せておきます!

見たら戻ってきてくださいね^^

OPPは透明度の高いフィルムハリ、コシがあって中の商品を綺麗に見せてくれる便利な素材です。
しかも結構安い。

製菓材料店や資材屋さんで購入できます。

では、どうしてこの包装がいいのでしょうか?

ガス袋に入れたり脱酸素剤を入れた方がもっと立派になりますよね。

これはパウンドケーキですが、

もちろんシフォンをガス袋+脱酸素剤+シーラーで密封してもOK

だって、シフォンて水分が多くてカビやすいお菓子ですから
脱酸素剤を使えば酸素がなくなってカビの発生や一部の菌の繁殖を
抑えることができます。


●ガス袋+脱酸素剤でもいいけれど・・・

でも、シフォンケーキをガス袋に入れて密封しているところを想像してみてください。

シフォンケーキって一つのサイズが結構大きいですよね。

これくらいの大きさが入るガス袋って結構大きいです。
マドレーヌやフィナンシェを入れるような小さい袋にはまず入りません。

もちろん大きい袋を用意したらいいのですが
袋が硬いのでシフォンが潰れやすいです。

それなら、潰れないようにプラスチックのトレーに入れてガス袋に入れたらいいじゃん!
って思いますか?

確かにこういうトレーに入れてからガス袋に入れてもいいですが
コストがすごくかかりませんか?

・ガス袋 
・プラスチックトレー
・脱酸素剤
が必要になり、あっという間に資材だけで100円近くかかることも。
(資材の仕入れ方によりますね)

しかも!!
シフォンケーキのサイズだと
脱酸素剤はほとんどの場合マドレーヌやフィナンシェのサイズより
大きいものが必要になります。

そうなるとまたコストが嵩みます。


●シフォンケーキにはOPPが良い更なる理由

シフォンケーキは水分が多くて出来立てのフレッシュな味わいを楽しむことが多いお菓子です。
バターケーキのようにしばらく時間が経った方がおいしいと考える人はあまりないです。

むしろ時間が経ったらたとえ脱酸素剤を入れていても
水分が多い分、悪くなります。

なので、OPPという素材でシフォンケーキにフィットするように包むと
お菓子が保護されて、しかも簡易包装だからこそおいしいうちに食べてもらえるのです。

どうでしょうか?
包装の考え方、だんだんわかってきましたか?


●シフォンケーキは冷蔵販売?常温販売?

では、最後に質問!

こうして包んだシフォンケーキ、
これは冷蔵販売・常温販売どっちが正解でしょうか?

その答えはSTEP13でお話しますね^^


この記事は内野未紗が配信する
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