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【2024年3月17日@club Vijon Raspberry Bear ライブレポ】

こんにちは、Nagaoです。
気がつくと4月、新年度が始まってしまいました。
もっと新鮮なうちにレポなどはしていきたいのですが、上手く回りませんね。

今回の記事は前回の続きということで
2024年3月17日北堀江club Vijonにて行われた【東家休日】というライブイベントに
出演した僕が所属するバンド【OSAKANA】、【Raspberry Bear】のライブレポを簡単に記述します。
この記事では【Raspberry Bear】について書いていこうと思います。
【OSAKANA】に関しては、ぜひ前回記事をご覧ください。

ひとまずYouTubeで公開中の動画をご覧ください。
基本的にはライブ本編をご覧くださればそれで済むと考えてますし、語りすぎるのもナンセンスかなと思ってますので、本当に簡単にかつ僕の感じて内面的なことを書いていこうと思います。

まず
この度は、リーダーゆーすけ氏の事情により
Raspberry Bearは一旦解散となる運びとなりました。

大阪中心に活動してきたスリーピースバンド。
活動期間で言うと2年くらいかな?
右往曲折があり集まったメンバーで始まり、さらに初期はサポートギターの方をお呼びしてライブなどをしてましたね。

コロナ禍に僕の気持ちの持って行きどころ、夢中に慣れる場が
まさにこのバンドでした。
どういう趣旨で活動してたのかと考えてみると
まずカバーバンドでやっていくということが原点にありました。
カバーとなると、なかなか3人で演奏していくのが難しく感じました。
いろんなサポートの方に入ってもらったからこそ
多くのライブができ、自分らの純粋な実力もわかったって感じですね。
とてもいい経験ができました。

僕個人としても
スリーピースでやるとなると
歌とギターをしっかり両立させないといけないというプレッシャーに似た楽しみがあったので、ギターソロなどには普段に増して練習したと思います。
ずっとフォーピースでやってたので、音数の少なさには苦労した反面、全部自由にできるという開放感もあったんだなと今は思いますな。
やってみないとわからないことはまだまだたくさんあるということでしょうか。


話はややそれましたが
それを経て
主催ライブ「FUZZノンフィクションⅠ」を成功させ、昨年は本当にライブやレコーディングをしたバンドづくし、成長し成果が残せた素晴らしい1年でした。

2024年、よしこれからさらにどう活動していこうかと話し合いまして
2月末ごろまで進めてきました。

が、青天の霹靂。
ゆーすけ氏の都合によりこれ以上活動ができなくなるという事態に陥りました。
始め聞いた時は、驚きでしたが
いかに言いくるめて続けさせようかと思いました。
しかし、残念ながらそう上手くはいきませんでした。

ましてプロや仕事でやってるわけではないので、強制させるものでもない。
私生活があってこそなので、結局話し合うというよりは、それ以外の選択肢がないまま解散となりました。

僕もそうですが
ベースのたくてぃーなんかは本当に衝撃だったんじゃないかと思う。
いきなりでしたからね。
いくら話聞いたとはいえ、たくてぃーに関しては解散発表する日に初めて本人から直接話されましたからね。
やりきれない気持ちもあるでしょうね。


それでもラストライブ当日を迎えました。

さてようやくライブレポへ。
このイベントは、転換リハでしたので
短い時間でサウンドチェックなどをしていきました。
Raspberry Bearはリハでやる曲ってのはあらかじめ決めていることが多いので、淡々とリハは進んで行きました。

最後に入ったスタジオから3週間以上空いてたので、最終確認も込めて
曲間などをリハで確認しました。
本来練習でやってこいって話してますけどね…。

そしてBGMが消えて本編スタート。
リーダーゆーすけ氏が今までしてこなかったメンバーで手を合わせてファイト!みたいなことをやって驚いたのを覚えてます。
普段からそんな余裕すらなかったのに最後だからか、それとも慣れて来たのか。

どちらにしても、少しエモさのあるスタートになりました。

1曲目は、【Raspberry Bear】の初のオリジナル【ステージの上で】。
この曲は丁度1年と少し前に 僕が提供しRaspberry Bearが編曲した曲ですね。
昨年4月に初披露したんですが、正直完成したのは昨年12月だったと思います。

作品について話す機会が意外となくて
が、かと言ってここで書くつもりもなくて
またいずれ何かの機会で話させていただけたらなと思います。

サブスクで配信してますので、ぜひ聴いてください!
https://www.tunecore.co.jp/artists/raspberrybear


また当日の模様を撮影したカルラジ!も公開中です!
カルラジ!#155「さらば Raspberry Bear!24:3:17@club Vijon」 #RaspberryBear  
https://youtu.be/2XhbQhPkILQ


1年以上やって来た曲なので
それなりに安定感はありました。
僕はなぜか手元が安定せずでしたけども。
間奏部分のリフをなぜかアドリブで弾いてしましました。
テキトーに適当に弾いたという感じですかねー。変に慣れるというのも良くないですね。

そして2曲目【Base Ball Bear】の【short hair】。
僕はギターをレスポールからStargazerに持ち替える。
「Raspberry Bearです。」ともうここでいうでしょうというところでバンド名を挨拶として言いました。

この曲が今回唯一セトリに加わった新たな曲です。逆を言えばこの曲以外は以前のまま。年末年始があったり他にさまざまな事情があったりで今回は増や差ない方向で組んだだけなんですけど、最後とになるならもう少し違う曲をやれたらなーという悔しさのようなものもありますね。
しかしながら、この曲を3人でやるというのはとても楽しく、これやれて良かったなと思ってます。ベボベ好きとしても。

そして1回目のMC。
ここではこのイベントの主催者である東さんに挨拶したりいじったり。
メンバー紹介も軽く。

普段と変わりないMCでした。
後から思うと、これが逆に切なさを感じさせるものになりましたね。

3曲目再びギター持ち替えて、【SIX LOUNGE】で【メリールー】。
これもずっと昨年夏からやってるので安定感ありましたね。僕以外は。

これまた僕は、MCに気を取られていてチューニングがおそろかになっていたようで、3弦のチューニングがモロにずったままやることになってしまいました。

スリーピースで大変なところですよね。ギターとボーカル抜けると流石に成り立地にくいですもんね。

なんとか誤魔化し誤魔化しで乗り切りました。

それにしてもこの曲本当に好きになりました。やってるうちにどんどんお気に入りになるって感じを久しぶりに味わいました。

さて4曲目。
これまたお馴染みになりつつある【Base Ball Bear】で【十字架You and I】。

昨年4月で行った野外ライブの反省から選ばれたこの曲。昨年後半はずっとやってましたね。
毛色も変わるのでセトリには組み込みやすさもあったんですよね。変化がつけれるので。
独特なベース。途中に出てくるドラムソロ。ギターカッティング。

本当にやってて楽しいです。

この日もゆーすけのドラムソロは完璧。
『ギター俺!』からのギターソロ。
もうほとんど弾いてなかった。
気持ちと気分に任せて
ノリに任せこれテキトーに適当にやりました。

【最後のMC】。
最後にお知らせがあると前振りをしてから、ゆーすけ氏にバトンタッチ。
ここはリーダーでもあり
解散となったきっかけでもあるゆーすけ氏に発表してもらいました。

内容としましては、彼のMCを聞いていただくのが良いかと思います。
私生活が成り立たない以上、バンドなんて続けていけないのが大きな理由となるんでしょう。
人によって優先順位はさまざま。
仕事でもないので強制されるモノでもない。

大変なら、嫌なら続けなくていい。その程度のものです。普通は。
僕みたいなタイプの人間はむしろ音楽活動に依存してると言ってもいいほどですけどね。

ちなみに、終演後
さまざまな意見もいただきました。
本当その通りだとこちらも思うような意見もありました。こうしたらあーしたらとありました。
意見自体は的を得てるし、理解もできるんでますけど
やはり当人たちでなければ状況や背景はわからないんですよ。
続けれるものなら続けたいというのが、おそらくほぼ総意だと思うんです。

それでもこの結論に至った決断、回避できなかった理由
それらは正解に辿り着けないけども、察していただければ幸いですね。

ともあれ
さまざまな背景があり続けれないとなり解散となりました。

悔しさが残る中、最後にオリジナルの【Key】。

4カウントからのフロア&ベースフレーズでのスタート。
この曲はRaspberry Bearのテーマ曲のようになってたので
解散発表の後で聴くと、また演奏するといつもと違った味わいになりますね。

やはり歌ってる中で、もう終わりが近づいていく感覚はありましたね。
もう1番終わったーと。

最後だということに気持ちが浮ついたのか、集中しきれなかったのか
普段と弾いてることがこれまた違ったり、歌詞も間違えたりと
それなりにダメージあったんでしょうかねー。そんな気は全然ないんですけども。
最後の最後、アウトロに入る時も
フランジャーを間違ってブースターと一緒に踏んでしまった。

フランジャーは切るつもりだったが
もう前に出てしまったので、途中出来るのも変だと判断しいかにもわざとかけてます!感を出しながら、楽しみながらフィナーレとしました。

練習もほぼままならぬまま本番を迎え
話し合いもまともにできたのも当日。
それでもこれまでの蓄積があるからこそできた演奏。
悔しさ、物足りなさ、達成感
さまざまな感情や意見が飛び交った1日だったんじゃないかと思いました。

そしてこの日
僕としてはかなり貴重な、これまで音楽活動しててもあまり知らなかったことに気づけました。
Raspberry Bearの解散を受けて、ショックだったり、残念に思ってくれる方が想像以上に多く
そればかりは本当に驚きました。

解散と言われて
あーそうなんだーで終わらされて何事もなかったかのように終わるんだと思ってました。
それでもちゃんと推してくれる人もいてたんだということを知らなかった。

ベタな言い方ですが
失ってから初めて知りましたね。

そう思うと
たかがアマチュアバンド解散というだけでも、これまで関わってきたスタッフ、スタジオやライブハウスの方、エンジニアや制作関係者、お客さんと
多くの方に影響を多かれ少なかれ与えてたんだと感じました。

その責任や重みというのは、やはりちゃんと認識し相応の態度、誠意を示さないといけないんじゃないかと思いましたね。

やって終わり!
うちらの話だからうちらだけで完結!終わり!

だけじゃダメですよね。

その辺りはいちバンドマンとして
今後しっかりしていけたらなと思いましたね。
そして同じバンドのメンバーにも
その辺りなしっかり認識して行動していただきたいなと思う次第ですね。

よくよく考えると
自分は今まで
まともに解散を表明したバンドって組んで無かったんだなと。
だから今になって知ったのかもしれませんねー。

ライブはやる度に発見がありますね。

MCでも言いましたが
本当どうなるかわかりません。
解散と言いつつ復活!みたいなこともあるかも?しれませんし、もう2度と出てこない可能性もあります。
一旦休憩?みたいな感じかもしれません。

本当にわかりません。
なので、今後何かあった際
ぜひその動向をチェックしてやってください。

サブスク等は、今年中は配信していると思います。
YouTubeなんかではメンバーがまだまだ出てくると思いますので、変わらずそちらも応援お願いいたします!

時間が経って新鮮さもないかもしれませんが落ち着いてまとめれたのではないかと思います。
2024年3月17日club Vijonでの【Raspberry Bear】のラストライブを振り返ってみました。



さらば
Raspberry Bear
皆様、ありがとうございました。

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