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【充電日記】登山、こころ揺れる日【7日目】

充電7日目。少しまだ頭痛が残っている。
パートナーから山にでも登らないかと誘われ快諾。

昨夜母からLINEがあったのに、気が付いていなかった。
祖父が緊急入院し、肺炎で酸素を大量に送り込んでいるとのこと。
高齢で急変する可能性が高いから
会わせられる人には会わせてくださいと医者から言われたそうだ。

山へ向かう道中でパートナーに連絡の旨伝え、母に電話する。
意外にも祖父は意識があり、話もできるそう
(あれ、危篤ではないのか?と拍子抜けた)。
ただ祖母も動揺していて、夜中に梅酒を飲んだあと煎餅を齧ったりと
普段の姿からはありえないような行動をとっていたらしい。
できるなら帰省して、祖母のそばにいて欲しいと言われる。

少し重たい気持ちのまま山へ足を踏み入れる。糸島の二丈岳。
麗しい鳥の鳴き声と、食虫植物の群生に迎えられた。
伐採と植林がよく行われているようで、陽の差す明るい場所が多い。
開放感のある山だった。
どこか遠くからチェーンソーの音がずっと聞こえていた。

あっという間に登りきってしまった山の頂上で
ホットチリヌードルと塩むすびを食べる。
ドローンを飛ばしている人もいる。

飛行機には明日乗ることにして
通っているジムへの退会手続きを電話で済ませる。
本当はフロントでしか対応していないようで
私が電話したときは断られてしまったが、パートナーが再び電話して
うまく頼み込んでくれた。ちょっと悔しい。

下山してBBBhausへ車を走らせる。日ハムは今日も打たれてしまっている。
到着すると先日インスタで見かけた三頭のヤギが、入り口に繋がれていた。
体の模様が特徴的だ、かなり可愛い。
プランターの草花や植栽を平気で食べている。

熱々のコーヒーとあまおうのソルベを注文。
パラグライダーを楽しむ人が遠景をかすめていく。

伊都菜彩で土産となりそうなものを買い、伊都の湯どころへ。
2日連続でサウナ。ここのメディテーションサウナは格別だが
今日はご近所さんが数人、大声でとりとめのない話をしている。

帰宅後少し横になっていると、母から電話がかかってくる。
祖父の容体は割と安定しているようだ。話が転職に飛び火して
適当に相槌を打っていると、隣でパートナーが泣いている。
やるせない気分で荷造りをした。

朝 ツナたまごサンド
昼 ホットトマトチリヌードル・塩むすび
夜 伊都の湯どころ(パッタイ)

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