見出し画像

裾野を広げる鍵は「招待」ではなく「訪問」にあるんじゃないか?

※この記事を読むのにかかる時間:3分

今回は、可愛がって貰っている社長さんとの話の中でクリーンヒットした議題を書こうと思います。

知らない村に入るのは怖い

eスポーツの裾野を広げたいなーって思ってるんですね。
で、裾野を広げたいと考えた時にeスポーツに限らずどの世界でも起きる事なんですけど...

自分が「このコンテンツをもっと広めたい!」って思った時に、コッチの話を延々と聞かせてもなかなか興味を持って貰えなかったりしませんか?

例えばサッカーに全く興味がない人に対してサッカーをオススメしたい時、サッカーの魅力について延々と話してみたり。
「一度スタジアムに来てくれ!」なんて言ってみたり。

けれど、自分が誘われる側の立場に立った時、いきなり自分の知らない話をされたり、ましてや知らない空間に連れて行かれるのって少し気が引けたりしません?ボクは結構「うっ...」ってなったりします。
※基本的に人は自分の"知らないもの"に対して恐怖とか嫌悪感を抱くように設計されている

これ、究極的には「面白いものあるからコッチ来てよ」と変わらんくて、いやいや「お前が来いよ」って話だとボクは思ってたりします。

相手のホームグラウンドに行く

ちょっと例え話や概念的な話が続いたので具体的にeスポーツに軸を戻すんですが...

eスポーツに興味がない人が、eスポーツイベントには基本的に行かないじゃないですか。全く知らない世界すぎてやっぱりちょっと怖いと思うんですよね。
eスポーツの裾野を広げる為にはその動き方じゃダメだと思っていて...

「eスポーツじゃないイベントにeスポーツを持ち込む」って動き方をしないと裾野は広がらないよなってボクは思ってたりします。

例えば。
先日、大阪府泉佐野市で「Pesports fes'23」というイベントがありました。

ゲストには後藤真希さんがいらっしゃってました
ボンバーマンやぷよぷよなど幅広い世代に愛されているゲームが並びます
ゲーム以外にもポップコーンや輪投げ/射的といった王道の屋台コンテンツも並びます

端的に説明すると「夏祭り×eスポーツ」的なイベントです。
ボクも企画立ち上げの時に色々とプロデュースしていたのでお邪魔してきたんですが、良いイベントだったんですよ。ガチガチにeスポーツイベントって事ではなく、あくまで「お祭り」が前に立っているから来場者はほとんど家族でした。
※普通のeスポーツイベントでは見られないターゲット層

で、これはこれで超素晴らしいイベントなんですけど...

個人的には「イベント全部をコッチで作るんじゃなくて、日本に既に存在しているお祭りにeスポーツコンテンツを持ち込む」という打ち手もなかなかに良さそうだぞと思ってます。

具体的には、地域のお祭に並ぶ屋台の中に、ゲームの屋台を紛れ込ませるイメージです。
或いは、運動会的な体育イベントの種目にゲームの種目を紛れ込ませても良いかもしれません。障害物競争の中にPCが設置されていて、エイム的な項目があると面白そうです。

ゲーム力が高い子が活躍出来るの良いと思う


おわりに

アイディアは無限にあるんですが書き出すとキリがないのでこの辺でw

各自治体とかから「eスポーツで何か...」という相談は増加傾向にありますが、eスポーツイベントはかなりお金がかかります。
でも上述した「eスポーツ要素も取り入れる」にした場合、既に自分たちで開催しているコンテンツに付け足すだけですから、予算はかなり最小限に押さえられます。

相談して貰えたら無限にアイディア出せるんでお声掛け下さい。

ボクがプロデュースしてるeスポーツ漫画Projectの「COLORLESS」も今日書いた想いの上で実行しています。
eスポーツに興味が無くても普通に漫画として面白かったら触れて貰えるよねって事で。

そっちも是非フォローとかしてあげて下さい♫

■■COLORLESS(カラレス)公式HPはコチラ↓

■■COLORLESS(カラレス)公式Xアカウントはコチラ↓




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?