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ぱあああああっ

就活をしていて、「明るい人」という求める人材像を何度も耳にする。

はっきり言って、今の私は暗い。多分、「ほんとはこんなんじゃないんですけどね」と心の中で言っている。そんな今の状態で就活していても、雇ってもらえないだろう。私でも雇いたくない。
だから今日は明るい私になる方法を考えた。以下について考えた。

今までどんな「瞬間」に、私は明るかっただろう。

〇たわいのない話でケラケラ笑った時。
なんでも無い時間を共有して、誰かの話を聞いて、たまに自分も喋って、みんなで笑って、あの時間がすごく楽しかった。

〇お気に入りの服を褒められた時。
雑貨屋さんに売ってるみたいな服が好きで、それを着ている時の「私ちゃんらしい」「似合ってる」がめちゃくちゃうれしかった。

〇きれいな景色・壮大な景色を誰かと見た時
自分のちっぽけさにはっとするあの瞬間がとても好き。その隣に誰かがいるのも好き。

〇自分の好きな曲を一生懸命演奏して、聴かせた人に褒められた時。
自分の大切なものの開示を受け止めてもらえるだけで、数日分の生きるエネルギーになる。

〇誰かに歓迎された時。
損得勘定によるものでない、ただ人としてそこに居たからというだけでほほえんでもらえる時の安心感でご飯3杯いける。

〇素敵な演奏を聴いた時。
感動って生きるエネルギーになるから不思議。

〇嫌なことから逃げずに我慢してやり遂げた時。
あの爽快感と充実感。空気が美味しくなる。堂々とできる。自己を肯定できる。

今までどんな「時期」に、私は明るかっただろう。

〇たわいのない話ができる相手が常にいた時期。
「会おう」「寂しいよう」って予定を立てなくても、その場所に行ったら会えた時。

〇会わなきゃいけない理由が無くても会う人がたくさんいた時。
用事が無くても会う。そんな機会が貴重だったんだなあ。

〇つるんでるわけじゃないけど毎日言葉を交わしはするクラスメイトや同期がいた時。
何気に大切な存在だった。あの心地よい距離感。

〇小さいことで一緒に爆笑できる友だちといろんなところに遊びに行っていた時。
その友達が多分心から笑ってるっぽい笑顔を見て嬉しかった。

〇大好きな人達と一緒に過ごしていた時。
「関わりたい」「仲間に入りたい」「好きだ」「憧れる」と思った人に受け入れられ、関われるのって、本当に嬉しい。

明日からすぐに、何をしたら明るくなれるだろう。

〇目の前の人が心から笑っているのを見れる機会を作る。
「どうしたら笑わせられるかな」と思いながら接する。この前1日1人心から笑わせるという目標を作ったが、なかなか良かったんだよな。

〇髪型をさっぱりさせる。
前髪を上げ、耳に髪をかけると、なぜか気分も明るくなる法則を利用する。
前髪で目が隠れるとなんか心も閉じていくように感じる。これほんとけっこう影響するなあ。

〇しっかりおしゃれをする。
院生というものはシンプルな服を着てシンプルな身なりでいなきゃいけない、という気がして、そうしてたけど、なんか変にかっこつけてるだけに思えてきた。いや、他の人は意図せずとか、他の用事に着て行っていた服とかなんだろうけど、私はそれに変に合わせてかっこつけようとしている。やっぱり無機質な服は、私は気分が沈むからやめたい。毎日イヤリングつけちゃおっかな。明るくてワクワクする、好きなデザインの服を着て。

〇花を飾る。
今日久しぶりに花を買った。自分以外に部屋に生き物(植物も生き物だ!)がいるだけでちょっとほっとする。一緒に生きているというか…また、未来の自分の機嫌を取ってくれようとした、過去の花を買った自分にありがたみを感じる。

〇やらなきゃいけないことから、もうちょっと逃げず、もうちょっと頑張る。
嫌なことを我慢してやり遂げた後の爽快感は、久しく感じていないように思う。無理をしないことを意識することが多かったからだと思う。達成感というものを久しく感じていない気がする。

〇声のトーンを上げる。
ずばり形から入る。

明るくなりたいと思うと、たまに頑なに不自然に明るくなりすぎて、周りから心配されたりもする。逆に元気がないと人が近寄らなくなる。(ひねくれてた時期は全然友達出来なかったしなあ)不器用だ。

最近は変に、以前にも増して「笑わない方がかっこいい」「そっけない方が大人っぽい」みたいな方に傾いてきてしまったように思う。そうしたら大人に見えるかななんて思っちゃうけど、笑っててしっかりコミュニケーションが取れる方が絶対大人なんだろうなあ。だってみんな笑ってないしそっけないんだもん。

暗い性格に自分を押し込めてるのは自分かもしれない。また、暗い自分で安心して甘えていたかったのだ。明るくなる勇気がでなかったのだ。
ある意味セルフネグレクトというものにも近いものを感じる。自分は暗くあるべきだと、自分を闇の中に勝手に埋める感じ。
変に周りに合わせようとしている節もある。就活生は暗い顔をしているべきだ、とか、コロナ禍はジメジメ息苦しそうに、自粛で元気がなさそうに振舞うべきだ、というように。考えてみたらおかしな話なのになぜそうなってしまうのか。ネタか?コントか?私がもしお笑い芸人になったらコントにしようかな。きっと面白い。

現時点ではすごく面白いと思っている。


よし、明日から私は、明るくなる。

いくぞ  ぱあぁっ、きらきらー


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