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X-S10をもらった話

X-S10とはFUJIFILM気合いの新作ミラーレス一眼である。
ちっちゃくて軽くて見た目も可愛く握りやすくてフィルムシミュレーションが使いやすく造られた初心者イチコロカメラである。

彼氏が「婚約カメラね」と言って買ってきてくれた。斬新である。嬉しい!嬉しいが!!指輪はくれねぇのか?!?と思ったがそのうちくれるらしい。「これはジャブだから」プロポーズにジャブとかあるのか?

とにかく私はずっとFUJIのカメラが欲しかったのである。憧れていたのだ。なぜFUJIFILMが欲しかったかというとフィルムシミュレーションのエモーショナルな色味にメロメロだったからである。
しかし家電屋に足を運びFUJIのカメラを手に取り、謎のダイヤルがいっぱいついているのを見て泡を吹いて目を回した。
ただでさえスマホでしか写真を撮らぬような女である。ダイヤルなどあればあるほど訳が分からぬ。
大抵のものは使っていればだんだん色々な機能が理解出来て使いこなせるようになる。分かってはいるのだが如何せんカメラなんてそこそこ高額だし手を出す以上挫折は許されない。それゆえハードルが高かったのである。
しかし突如彗星の如く現れたX-S10はこれまでのFUJIFILMのカメラに比べると優しいつくりをしていた。従来のファン的には思う所もあるかもしれぬが私みたいな新参にはピッタリである。

X-S10を授けられた私はさっそく外へ連れ出され写真を撮ることとなった。行き先は規模の小さな水族館である。
水族館。360度が被写体となりうる魔空間である。私は水っぽいものを撮るのが大好物である。魚も好きだ。ヘタクソなりにバシバシとシャッターを切っていった。
やや暗い空間でしかもビュンビュン動く魚が被写体である。久々に水族館に行って魚を見て思ったけど魚って泳ぐのメッチャ速いのな。ビックリだわ。どう考えても初心者には酷。でもマジで楽し〜~〜い!!!

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無理やりクリスマス仕様にされた水槽が愛しい

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全然隠れていないカクレクマノミ

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イケメンに撮れすぎたカサゴ

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やっぱりちゃんとしたミラーレス一眼は写りがサイコーである。
スマホでは困難な『イイカンジのボケ感』のおかげでもうどこ向いて何撮っても映えである。カメラは瞬間を切り取る道具だが、切り取ったそれは実際よりもちょっとイイ感じに見えるところがズルい。たのしい〜~〜!!!
一言物申すとしたら充電がマッハ100でなくなるところである。
ミラーレスは充電がすぐなくなるとは聞いていたが聞きしに勝る。
小さな水族館を半分歩くと充電も半分になり戦慄した。アゲアゲになって撮りすぎただけかもしれないが。

X-S10はちっちゃくて軽い。ペット茶より軽いな かもしれぬ。同じくらいかな?お出かけに差し障りがなくてとてもありがたい。
しかし平日は出番がない。仕事行って帰る頃には真っ暗だからである。田舎なので夜景などない。夜景撮る自信もまだない。三脚買おっかな?とにかく平日はカメラでは遊べない。かなしい。

X-S10。休日のお散歩が楽しみになるすばらしいカメラである。これからたくさんいろんなとこ行こうね。

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