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今年のクリスマス、何欲しい? 30代女の“一生モノ”欲リスト

「素敵なものが欲しいけど あんまり売ってないから 好きな歌を歌う」

という歌がある。

若い頃は、目に映るものみんな欲しかった。
デパートに行こうものなら一日中眺めていられたし、雑誌をめくるたびときめいていた。
街ゆく人の持っているものを見て、あれいいな、これいいなと羨んでいた。

それを手に入れたら、身に纏ったら、もっと素敵な自分になれるんじゃないか、なんて思っていたのだ。

でも30代にもなると、欲しいものリストのほとんどにはチェックがついてしまう。
長いこと夜の仕事をしていればなおさらだ。「次のイベント、何をリクエストしよう?」という贅沢な悩みはだんだんと重荷にすらなってくる。

長く生きれば生きるほど、自分に似合わないもののテイストもわかってくるし、実際に“使える”かどうか、長く使えるかどうか、とか実用性・現実的な視点も備わってくる。

重すぎるセリーヌのバッグは通勤には邪魔だし、美しいルブタンのハイヒールはそんなに履いていくところがない。ヴァレンティノのレースのドレスは夫とのデートには派手すぎるし、お客様からもらった薬指のハリーウィンストンは夫の前ではつけられない。

そう。心から欲しいものというのは、だんだん見つかりにくくなってくるものなのだ。

でも、人生はまだ半分以上ある。
クリスマスも誕生日もまだ何十回もやってくるのだ。

せっかくここまで生きてきたのだし、これからも生きていくのなら、こういうイベント、めいいっぱい楽しみたい…!!

というわけで、考えてみた。

現代日本を生きる30代女性が、想像すると心が躍るもの、お金で買える“素敵なもの”について。私が今年のクリスマスの欲しいものリストに入れていたものについて。
(※最近手に入れたものも含める)

よかったら皆さんも、一緒に妄想膨らまして、明日への活力に変えちゃいましょ!!!

欲しいものがあるって、幸せなことです。


***

1.マックスマーラのマニュエラコート

ザ・定番

マックスマーラのコートがいいらしい、という話は20代前半から知っていた。
当時付き合っていた年上の彼氏が、クリスマスプレゼントの話をしているときに「今年はマックスマーラのコートでも買うか?」と言ったのが最初だ。

当時の私はコートよりも欲しいものがたくさんあった。わかりやすいジュエリーにバッグにワンピースに… そんなわけで、キャメル色の地味なコートなんてあまり興味がなかったのだ。

実際、マックスマーラは、30代くらいから似合うブランドだと思う。
当時なんとなく手に入れていても、ありがたみがわからなかっただろう。

マニュエラはマックスマーラの定番中の定番の商品で、もう長いこと愛され続け、売れ続け、シーズン前から予約され続けているコートである。

10年前も20年前も売れていたし、10年後も20年後も売れ続けるだろう。
40になっても50になっても着れるだろう。
変わっていくのは値段だ。10年前はおそらく20万しないで買えていたのではないだろうか。今季の価格は367400円だ。年々値上がりしている。

私の適正サイズは34(普段はXS〜Sなのだけど、マニュエラは大きめなのだ)なので、なかなか入手が難しかった。

でも、クリスマスを待たずにお客様の一人からいただいた。

永遠の定番デザイン

素直に超嬉しかった。キャメルの独特のツヤが信じられないほど美しい。

30超えたら自然に着こなせるだろうと思っていたけれど、まだまだコートの方が強い感じがある。包まれている中身の方が負けている感じだ。
それでも超素敵だ。黒いドレスやパンツに合わせても素敵だし、柄のワンピースに合わせてブーツを履いても可愛い。深いVネックのニットを合わせて、インナーが見えないようにコートだけを主役にしたい。

この先もずっとずっと、大切に使って、長く愛用していきたい。


2.エルメスのバーキン 30 黒×シルバー


これもザ・定番

バーキンはずっと欲しい。もう10年くらい欲しい欲しい言っている。

初めてバーキンを可愛いと思ったのは、20代の頃、恵比寿のロブションに行って、バーキンの25を持っている子を見た時だった。
当時の私は愛人稼業に明け暮れていて、とにかく現金至上主義だったので、プレゼントよりお金が欲しくて、あまりブランドものに興味がないふりをしていた。
だけど隣のテーブルで(同じくパパ活的な感じで)誕生日を祝ってもらっている超絶可愛い女の子が持っていたバーキンを見て、一目惚れしてしまったのだ。
私は同じ店で食事をしてはいるけど、あの子とはレベルが全然違うんだ…
自分も同じようなことをしているくせに、その女の子とバーキンは違う世界の生き物みたいに見えて、ただただ素直に羨ましかった。

その後、事情は変わり、60万〜100万くらいのプレゼントならギリお客さんから時々もらうけれど、150万以上ってなると特別だし、結局バーキンて定価じゃ買えないし、250万超えのプレゼントってお願いしにくいものだ。
(それが私の限界だ)
だから自分で買うしかないんだろうな。

いろんなブランドバッグがあれど、やっぱりバーキンは格別だ。

まずは30のブラックか、エトゥープが欲しいな…

エトープ

ただこれだけ有名どころだと、持ち歩くのも気を使う。
旦那さんになんて説明しよう?とか、そもそもどこに持っていくのか?とか、
考え出すと「買う理由」がどんどん萎んでいってしまう。
気軽な気持ちでは持ち出せないし、傷つけたくないから神経使うし、
家族や職場の集まりに持って行ったら非難の的になるし、
じゃあどこに持っていくの?って話になる。それこそ年に数回しか出番がなさそうだ。

どこまでも非現実的なバッグ、私の身の丈に合わないバッグ。
それでもやっぱり、欲しいのである。

3.ハリーウィンストンのループピアス

ザ・クラシック

ハリーは20代からずっと憧れていたブランドだ。
コッテコテのアメリカ映画の中で、女性の幸せの象徴みたいに輝いていた。
私が結婚当時一番欲しかった指輪もハリーウィンストンだし、
(※買ってくれたのはお客さんだったのだけど、私はトリストという名のリングを選んだ)今も最高にそれを気に入っている。
今回の結婚で彼が買ってくれたのもハリーウィンストンだった。

そんなわけで、ハリーさんは私の中で、人生の特別なタイミングで選びたい夢のジュエリーという位置づけなのだ。

だからハリーさんはリング以外にも色々見た。
リリークラスターはある時期ラウンジ嬢やキャバ嬢さんたちが多用していて、見飽きてしまったのもあって、あまり食指が動かなかったけれど、
ループピアスはとてもかわいいなと思う。

全部ハリーさんだとちょっとうるさいかも


これだけボリュームのあるピアスが耳元で艶やかに輝いていたら、もうそれだけで、どんなシンプルなドレスもニットも華やかになるはずだ。
一生物だし宝物だ。ダイヤモンドは劣化しない。バッグのように擦り切れたりしないし、コートのように着古されるということがない。

そういう意味ではジュエリーってお金を出す価値のあるものだなと思う。
(年々値上がりしてるしね!)

4.エルメスのスカーフ

ザ・定番

これは別に大して高いものではないのだけど、年齢を重ねて欲しいなあと思うようになったものの一つ。先ほど、マニュエラのコートを手に入れたと書いたけど、こういう無地のコートの首もとに巻きたい。シンプルな黒いニットにもいい。

こういうの


派手な色はまだ着こなせる自信がないので、肌馴染みのいい柄から始めたい。
シルクやカシミアなど上質な素材が使われていて、肌触りもいい。
上にあげたバーキンに巻いてもかわいいと思う。
他にも、カチューシャやヘアアクセサリー、ベルトとしての使い方もあるみたいだけど

素敵。まずはベーシックに、首元に。


5.ドゥ・ラ・メールのクリーム

スキンケアのザ・定番

これはもう10年以上使い続けているものなので、目新しくもないのだけど、買うと高いのでプレゼントにリクエストするのにぴったりだ。
今回はクリスマスの話だけれど、これはよく海外出張するお客さんからのお土産を聞かれるとリクエストしていた。
空港の免税店でも必ず売っているし、機内のカタログでも買えることが多い。
女の子へのお土産って彼らも悩まされることが多いので、こういう分かりやすいものをバシッとリクエストしてあげると良いなあと思う。

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