2020年5月17日

【目次】

* 途上国のコロナ対策支援1000億円:日本経済新聞

* 【毎日新聞】<余録>「地球上で最も多くの人命を奪う、怖い生き物は?…

* 【毎日新聞】<イエメン>イエメン内戦、複雑化 暫定政権×南部勢力×フーシ派 三つどもえの争い、終結遠く

【本文】

* 途上国のコロナ対策支援1000億円:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59214990W0A510C2MM8000/
政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療体制が脆弱な途上国を1000億円規模で支援する。医療物資の供与や国際機関を通じた資金拠出が柱だ。新型インフルエンザ薬「アビガン」の供与もあわせ、医療分野で日本の貢献を示す。

(学校では教えてくれない視点)
WHOとは国連組織の中にあって、主に保健関係の問題を取り扱う。先日拠出金停止をアメリカが決定した(後日減額して再開)が、気になるのはみんなどれぐらいお金を出しているの?というところである。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/yosan.html

1位は皆さんご存知の通りアメリカ。ここの額がそっくりなくなると確かにたまったものではない。WHOの財政は加盟国の分担金と任意の拠出金で成り立っており、割合は圧倒的に拠出金の方が多い。

https://www.unic.or.jp/info/un/unsystem/specialized_agencies/who/

2018年までは日本が第二位の拠出金国だったが、今では中国に抜かれ、そして先日増額を発表したことで、後を追うこともできなくなってしまった。別に競争しているわけではないが、普通に考えても多くお金を出しているところは強い発言力を持つわけで、そういう意味でも世界から少しずつ引き離される日本の実態が浮き彫りになっている。

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世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。