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移転リニューアルオープンからまもなく1年!絵本専門店の草分け的存在「クレヨンハウス」

絵本・木のおもちゃ・オーガニック食材等を扱う「クレヨンハウス東京店」は、昨年、46年間慣れ親しんだ表参道店から吉祥寺へ移転し、リニューアルオープンからまもなく1年となります。

ワールドライブラリーとのご縁

「クレヨンハウス」は、東京店、大阪店ともに、ワールドライブラリーの大人気しかけ絵本「ちいさなゆびでシリーズ」の『あおいよるのゆめ』『ようせいたちのもり』を販売いただいています。
さらに、クレヨンハウスの関連会社「株式会社子どもの文化普及協会」では、絵本を仕入れたい小売店舗様とワールドライブラリーを繋ぎ、たくさんのご注文を受けていただいています。

また、クレヨンハウスが展開するブッククラブを通じて、ワールドライブラリーを知っていただいたお客様も多くいらっしゃるはずです。
『あおいよるのゆめ』は、クレヨンハウスが展開するブッククラブ「絵本の本棚」の2023年度配本コース(Bコース・1~2歳向け)に採用されており、同ブッククラブで5年間継続してコース本として選ばれています!
「絵本の本棚」の各年齢別コースは、人気の定番コースとなっており、読み継がれてきたロングセラーがラインナップの中心ですが、その中でも、『あおいよるのゆめ』は、42年の歴史を持つクレヨンハウスのブッククラブに採用されている数少ないしかけ絵本なのです。


このたび、吉祥寺の店舗へ初めてお邪魔しました!


クリスマスシーズン真っ只中の12月上旬、ワールドライブラリーのスタッフが同店を訪問し、お話を伺うことができました。吉祥寺は、東京の住みたいランキングでも、毎年、上位に挙げられますね。
同店は、子育てファミリーが集う駅近くの高感度なお店が集中するエリアに立地しており、外観は建物の角がガラス張りで、採光がたっぷりとれるおしゃれな建物です。

店舗の1階ではオーガニックレストランで、ヴィーガンやベジタリアン、グルテンフリーなどのオーガニック食材の料理を楽しむことが出来ます。2階の子どもの本・木のおもちゃの専門店では、世代を超えて読み継がれてきたロングセラーを中心に、この先も残っていってほしい絵本や児童書を常備約3万冊取り揃えられているということです。

ワールドライブラリーの『あおいよるのゆめ』と『ようせいたちのもり』が赤ちゃん絵本のカテゴリーでは人気があり、特に『あおいよるのゆめ』は、お客様から選書を相談されればオススメ下さるそうです。しかし、何より、お客さんが自分の手で取って、レジに来ることも多いため、「絵本の力を感じる」と仰っていただきました。

また、ワールドライブラリーは絵本の出版社ですが、いわゆる売れ筋やトレンドとは違う価値観で選書しており、絵本の専門家から興味や高評価をいただくことが多くあります。ボローニャ、フランクフルトなどで毎年行われる児童書のブックフェアで、直接、世界中の出版社と交渉している強みを改めてお話する機会を得ることが出来ました。

クレヨンハウスの「新刊会議」

ワールドライブラリーも毎年、数タイトルの世界の絵本を出版していますが(今年は6タイトル!)、そういう意味でも気になるのが、クレヨンハウスの「新刊会議」です。
毎月たくさん出版される新刊をスタッフが一冊一冊じっくり目を通し、その中からおすすめしたい作品を選ぶ「新刊会議」を行っているという点です。こうして選ばれた絵本を売り場に展開し、良質な絵本と独自の商品ラインナップを実現していることが、長い間多くのお客様に愛されている理由だと分かります。

今回の訪問を通じて、子どもたちと世界を繋ぐ架け橋になるための良質の絵本の選書やサービスを生み出していきたいと改めて思いました。