やりたいことは、頭で考えるものじゃない
「将来どうなりたい?」とか、「何がしたいの?」とか、「何が好き?」とか。
そういうものは、ほんとは頭を使ってウンウン考えるものじゃない。
そうやって論理的に選びとったものって、まぁまぁ悪くない選択肢だったりして、「ナシ」にはならないんだよね。
ただ、いつか何か違和感がでてきたり、不足感を感じたりしてきやすい。
そりゃあそうだ。
だって、「考えて」選んだ選択って、たいてい常識の枠からはみ出てないから。
自分の「ほんとう」じゃない。
自分の心の声、っていうのはね。
心の底から、うわぁーっと湧き上がってくるものなんだ。
自然に、「あぁこれが好きだ」とか「これをするために生きていきたい」とか。
そういうのがわかる瞬間って、誰にでも本当はある。
誰しも、そういう心の声をキャッチできる感覚ってもってるんだよ。
子供の頃を思い出してみてください。
謎に何かに強烈に惹かれたり、好きな遊びがあったりするでしょう。
子供は純粋だから、心の底から湧き上がってくる「これ好き!」「これやりたい!」に素直に動いてるだけなんだよね。
ただ、みんな左脳でゴリゴリ考えることが当たり前になりすぎてしまった。
だから、感覚や心から湧き上がってくる声を、感じられなくなってしまっているんだと思う。
でも、それは、今からでも取り戻せる。
なるべく自然の中に身を置く、とか。
お風呂に入る、とか。
身体にいいものを食べる、とか。
美術館やライブに行くでも旅行するでもいいから、心が純粋にワクワクすることをやる、とか。
そうやって、心と身体ができるだけ自然な状態になることや、喜ぶことをやってると、だんだん心の声を聞けるようになってきます。
時間はかかるけどね。
もしも、自分の進みたい方向がわからなくなったら。
焦ってジタバタするのではなく、自分の心の声を聞けるようになるまで、自分をゆっくり満たしてあげるといいんじゃないかと思う。
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