靴磨き職人に教えてもらった、人生を開くコツ
先日の『プロフェッショナル仕事の流儀』が、かなりの神回でした。
靴磨きの世界選手権で優勝した方が出てたんだけど、人生を開くコツがギュッと詰まってた。
もう、ほんとにみんなに見てほしい…!
一番感じたのは、『大事なのは手段じゃなく目的なんだ』ってこと。
その人は、「靴磨きをとおして、人の人生を磨いてるんだ」って言ってました。
正直、『靴磨き=人生を磨くもの』なんて、普通の人は思ってないでしょ?
私もそうだし、彼自身も最初はそんなこと思ってなかったそうです。
もともとは、お金なさすぎて仕方なく路上で靴磨きを始めたんだって。
でも、たまたま転職活動中のお客様の靴を磨いたら、その後に就職が決まったと喜ばれて…。
そこではじめて、靴磨きに意味を見出したそうです。
『自分のやってることは、人の人生を磨くことなんだ』と。
そこからの活躍は、最初に書いたとおりです。
人は、すぐ最適な手段を探したがる。
今の世の中は、情報化が進み、選択肢が増え、あらゆる手段が溢れかえっているから余計に。
仕事していても、もっと良い仕事(弊社のキャッチコピーでしたが。笑)はないかなと思うし。
最近だと、副業した方がよいのかな、とかね。
選ぶに選べないという状態は、人間にとってかなりのストレス。
なので、不幸感に繋がっていきます。
(実際、日本人の幸福感が低いのは「選択肢が多すぎるからだ」という説がある)
でも、本質は、「良い手段を選ぶこと」じゃない。
手段が何であれ、コミットメントするべきは「目的」。
手段を選ぶのに壁癖する時間があるなら、まずは自分の「目的」をしっかり定めたらいい。
そして、目の前のヒトやコトに、その目的のもと全力で向かい合う。
そうしていくと、自ずと道は開けるんだと思う。
よく、「仕事に魂をこめろ」って言うけど、きっと同じことを言ってるんだと思う。
「何の目的でこの仕事をしてるのか」を持ちなさいってことよね。
………と、こう書くと、「目的なんてわかんないから迷うんです!」と言われそうですね。
それは私なりに答えがあるので、また別の機会に。
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