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人を褒める時、嘘くさくなる私は褒め方を学んだ① 〜子どもの行動を変えるためにまずは褒め方を学ぶ〜

私は人の褒め方がよくわからなかった

子どもが普段は自分から宿題をしないのに
なぜか今日は気づいたら宿題を始めていたら
なんと言えばいい?

もし、いつもは散らかしっぱなしの
おもちゃを自分から片付け始めたら
なんと言ったらいい?

子どもの褒め方ってどうしたらいいのだろう


褒め方を学ぶ

私は子ども時代
人からあまり褒められた
経験がなかった

だからなのか
褒めることも
褒められることも
苦手だった

子どもに関わる仕事をしてみて
子どもを褒める機会が増えても
「すごいね」「いい子だね」
以外の言葉が出てこない

褒めるより注意する言葉の方がすぐ出る
だからたまに褒めようとしてみても
なんだか嘘くさいのだ(笑)

本を読んでみて
「その行動を褒めるようにする」
とあったが
その褒めるポイントの行動というものが
イマイチ掴めなくて
「片付けしてえらいね」
「友達に優しくしていい子だね」

ん? これであっているのか?

と、いまいち掴めないし
子どもにも伝わっている感じがなかった

ある時
子どもの行動(困った行動)を
変えるテクニックについての
授業を受けていたら
これだ!!! 
と、長年のモヤモヤが晴れたのだ

自分のアウトプットのためにも
書いてみることにする

子どもの行動を変えるために大人がすること


その授業の一番最初に出てきたのが
まずは子どもの褒め方を知ろうだった
子どもの困った行動を変えるために
叱り方を学ぶのではなく
まずは褒め方を学ぶのだ!


褒めるということ


△ 「すごいね! いいことしたね!」
→よくあるが、子どもの行動を変える声がけではない

× 「すごい! いい子だね」
→いい子でいること、いい子でないことを結びつけてはダメ
「パパとママは〇〇をするから好きだよ」と、あなたの愛情や好意がその行動に左右されていることを伝えてはいけない

○「パパとママは何をしていてもあなたが大好きだよ」
”こうすれば両親が喜ぶ” そんなことはない
”あなたが何をしていても大好きだし 幸せだよ”
あなたがいい子でもいい子でなくても私たちの幸せに影響はない

Yale University Alan E Kazdin

もう、最初の出だしで挫けそうだ。

アメリカ人の教授なので
言っていることが
アメリカのホームドラマのようなのだ

言いたいことはわかる、理解もできる
でも私がこんなことをする姿がイメージできない!

でも、せめて「〇〇をするから好きだよ」と
あなたの愛情や好意がその行動に
左右されていることを伝えてはいけない

というそれだけはしないように気をつけよう

お手伝いしてくれる子大好きとか
言っていた自分…反省


<褒め方 4つのポイント>
① 伸ばしたい行動を選択(おもちゃを片付ける・宿題をするなど)
 いつでもその行動をした時に褒めることができるよう意識する
② 笑顔で元気な声で褒める、言葉以外の愛情を示す
 (肩をたたく、優しくタッチする)
③ 具体的な行動を褒める
④ すぐその場で褒める

Yale University Alan E Kazdin

でた! 具体的な行動!
これが難しくて困っていたのだが
またこれについては後ほど

そして私のノートにぐるぐると
線で何重にも囲まれていた

caboosingしない



caboosingとはなんだ?


cabooseとは列車の一番最後の車両のことだ
caboosingとはその一番最後の車両のように
褒めて・褒めて・最後に
余計な一言を付け足すことをいう

「頑張ってるね」
「自分から宿題するなんてえらいね」
「これからも言われなくてもやってよね」

「自分のこと自分でできたね」
「助かるわ〜」
「ま、自分でやって当たり前のことなんだけど」

「どうしたの? 自分から勉強し始めて」
「頑張るね」
「何か後ろめたいことでもあるの?」

と、せっかく褒めても全てを台無しにする
最後の一言
それがカブーシング

授業を受けていてこの言葉を聞いた時
私は
「あぁ〜」
と頭を抱えた

やってる!
私、カブーシングしてる!!


子どもの行動を変える前に
まずは私が行動を変えなければいけないのだ!

全部を急にやるのは難しい

だからまずは
褒めること+カブーシングしないことを
意識するようにした

授業のまだまだ序章で私は
何度頭を抱えたのか…

でも、仕方ない!
私が今まで生きてきた中で
褒めかたを学ぶ機会はなかった
初めて学んだのだ

料理と一緒で
まずは基本から学んで
自己流でやっていた部分を直していくことにしよう


続く

yakko



記事の内容とは違う内容ですがワークショップあります
よかったら遊びに来てくださいね




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