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アビが鳴く~平和学習のその先に              

こんにちは。
はじめてnoteに記事を投稿してから3ヶ月。
この間だけでもいろいろなことがありました。
自己紹介で、noteを始める目的に、以下の2つを挙げました。

「自分とは何者なのか?」
「これから自分はどんな社会貢献ができるのか?」

前者は、誰かがそのうち定義してくれる。
だから、自分で無理矢理言語化しなくてもいいのかなと思ったり。

でも、後者はきちんと自分の言葉で表現したい。

話はちょっと逸れますが、2023年は日本の歴史を語る上で大切な場所に行きました。

長崎と広島です。

長崎に行ったのは、子どもが長崎の原爆資料館に行ってみたいと言ったことがきっかけ。
広島はその延長線であるのと、ポルノグラフィティの故郷である因島に行って、久しぶりに現地の人たちに会うためです。

自分が高校生だった時とは
まったく違ったものに見えるのはなぜ。

広島の平和記念資料館は展示がリアル。
高校の修学旅行で訪れた時とは全く違うものになっていました。

なぜ人間はこのような愚かなことを繰り返してしまうのか?
平和とはいったい何なのか?


因島の牧歌的な風景を眺めながら自分には何が出来るのかを真剣に考えましたが、答えは出ず。

ずっと海を眺めているおじさんがいた。          ポルノグラフィティのファンなら誰もが知る折古の浜。

そう。ボクには、自分が前に進むきっかけを与えてくれたり、迷っている自分の背中を押してくれる大切な存在がいます。

前出のポルノグラフィティです。

かれこれ25年近く、彼らの見えない背中をずっと追い続けています。広島によく行くようになったのは、そこが彼らの故郷だから。

ただ、宮島は過去に訪れたことがなく、この時が初訪問でした。
なんとその1週間後にポルノグラフィティが厳島神社でアコースティックライブを行いました。

「アビが鳴く」は、広島サミットの応援ソングとしてリリースされた楽曲。
タイトルに掲げられた「アビ」は広島県の県鳥で、別名「平家鳥」とも言うらしい。
ストレートに平和への想いを紡いだ歌詞の一部。

世界がどんなに変わっても平和を祈る想いだけは
百年先に生まれる子らと同じでありますように

作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁「アビが鳴く」より

この曲を何度も聴いているうちに、答えらしきものが見えてきました。ボクは平和についてちょっと難しく考えすぎていたようです。

自分の身近にいる大切な人。
両親だったり、パートナー、子ども、恋人、友人や同僚。そういう身近にいる人が傷つくことを望む人なんて誰もいない。

その想いこそが平和を想う気持ちそのものだと。
そんな想いの連鎖できっと世の中に笑顔が増えるはず。

そんな想いにプラスして、もう少しだけ欲張ってもいいなら、こんなことも出来るんじゃないか。

自分の得意分野をちょっとだけ面白く伝えて、周りの人たちにちょっとだけでも喜んでもらうこと。

これが出来たら、ボクとして、これ以上望むものはないと思っています。

もしかしたら自分は、英語の面白さを伝えるのがちょっとだけ得意。
もしかしたら自分は、そんなことが得意な先生を集めてチームを作るのがちょっとだけ上手。

ボクができる社会貢献はそんなことかなと思っています。

長崎と広島を訪れた子ども達の目には何が映っていたのでしょうか?
今度、ゆっくり話を聞いてみたいと思います。

平和の泉の前で彼らは何を想う?

成川博康