【エンジニアのひとりごと】正しいということ #03

こんにちは!
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部 RPAエンジニアの、
りっさんです。

ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行う3回目。

【 過去の記事 】
01「RPA開発は最初が肝心!」はこちら
02「考え方をシンプルに」はこちら

今回は、「正しいということ」です。

RPAの支援でも非常に大事な要素となる「何が正か」については、
特に相互間のすり合わせが必要です。
お客様とのズレがあると、RPA化に余分なハードルが生じてしまいます。

お客様にとっては、普段から作業されているフローが「正」です。
ただ、そのフローがそのままRPAにとっても「正」かというと、
必ずしもそうとは限りません。

作業工程に固執するあまり、RPAでの再現方法がわからず、
結果的に自動化が進まない…ということは往々にしてよくあります。

前任者からの引き継ぎで何となく使用しているため、
よく意味がわからないまま使っていることもあるため、
その他の設定方法がわからないこともあるでしょう。

こんな時は、一緒に作業工程を細分化して検討します。
ファイル名のルール、集計のテンプレート化、分散ファイルの集積化、
保存場所の定義、配信ルール、システムからデータのダウンロード可否…。

今まで「正しい」としてきた工程を、自動化する際にもう一度見直し、
「現時点での最適化」へと再構築していくのです。

この工程は現状維持バイアスからの脱却が必要となるため、
なかなか自社内だけでは解決が難しく、外部の協力が必要です。

「正しい」ではなく「最適な手段」だからこそ、
RPAは常に進化させていかなければならない、とも言えます。

RPAにとっての最適な手段と、お客様にとっての最適な手段。
ベストプラクティスとは、「模索して最適な手段を実現すること」
そんな風に考える、今日この頃です。

キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!

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