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経験者が語る!HRテック業界と人材業界の違いとはなにか?

こんにちは。
株式会社Works Human Intelligence 新卒採用担当の竹内です。

今回は学生の方によく聞かれる「HRテック業界」と「人材業界」って何が違うの?という質問に、お答えしていきたいと思います!


自己紹介

まずは私の自己紹介からお話しします。
私は新卒でHRテック業界である弊社に入社いたしました。
その後、転職先として選んだのは人材業界、そしてまたHRテック業界である弊社にカムバックをしています。

  • 2017年 WHIの前身の会社へ新卒入社 採用チームに配属

  • 2019年 人材業界のスタートアップ企業へ転職 リクルーティングアドバイザー/キャリアアドバイザー両面で経験

  • 2020年 WHIへカムバック 採用チームに配属 キャリア戦略統括として活動

以前こちらの記事で自己紹介をさせていただいたので、詳細は割愛いたします。
気になる方は、ぜひ以前の記事をご一読ください。

あくまでも私の所感ではありますが、経験を通じて感じたリアルな感覚です。
「HRテック業界」と「人材業界」のどちらにも興味があるよという方や、なんとなくイメージできるけど明確な違いがわからないという方、ぜひお読みいただけると嬉しいです!

そもそも「HRテック」って何?

HRテックは、Human Resources Technology(人材技術)の略称です。
これは、人事部門や採用担当者が人材管理や勤怠管理・採用活動等の「人事に関わる幅広い業務」を効率化し、戦略的な人材ビジネスの実現を支援するための技術やツールを指しています。

そして「HRテック製品」を扱いながら、組織を変革していく企業が「HRテック業界」に属します。

ちなみに私が所属する会社、WHIはこの「HRテック業界」であり、各社で働く人材の力を集結して『「はたらく」を楽しく』することをミッションとしています。

「HRテック業界」と「人材業界」の違いって?

①影響する範囲の違い

まずはそれぞれの企業が影響する範囲の違いをお伝えいたします。これは企業によっても異なりますので、ひとつの参考としてご覧ください。

■HRテック業界
主に社会に存在する企業自体にフォーカスし、人材管理や勤怠管理等に関わるソリューションの提供により、組織全体の効率性や生産性を向上させることに特化しています。
影響を与える範囲は社会に存在する企業・企業で働くすべての人になります。

■人材業界
主に個々の求職者にフォーカスし、企業と求職者のマッチングを行うことに特化しています。
影響を与える範囲は紹介先となる複数企業・紹介する求職者になります。

ざっくりまとめると、以下の通りです。

  • HRテック業界:企業内の組織の生産性や人材戦略にアプローチする

  • 人材業界:入社前の求職者・採用を行っている企業にアプローチする

②ビジネスモデルの違い

■HRテック業界
企業に対して、組織の生産性や人材戦略を効率化するソリューションやサポートを開発・提供することで売り上げを立てています。顧客のニーズに応じて提案の幅が広いソリューションを提供し、プラスアルファでコンサルティングサービスを行うこともあります。

■人材業界
主に企業から報酬を受け取る形でビジネスを展開しています。求職者の方へは無償でサービスを提供している代わりに、企業の採用人数に対してコミットすることで売り上げを立てています。

③視点の違い

■HRテック業界
対象期間は人が企業や会社に属している期間すべてになります。
各社が戦略的な組織運営を行うことを目標とし、人材管理や勤怠管理等に関わるソリューションやデータの提供によって企業成長を支援します。

企業の人事部や経営陣に対して、組織全体の効率化や成果の最大化に寄与するためのソリューションを提案していきます。

■人材業界
対象期間は求職者の方が転職活動~入社までです。
個々の求職者と企業のマッチングを主な目標とし、目の前の顧客である求職者が「幸せにはたらく」ことを目指していきます。入社後のフォローについては、各企業の育成方針に則るために、各企業にお任せしていくことが多いです。

就職活動をしている方を対象とするため、求職者の意見を聞いて企業とのマッチングを図ることを重視しています。
紹介先企業の魅力は企業からヒアリングして、キャリアアドバイザーが求職者に提案をしていきます。

④入社後のメリット

■HRテック業界
組織にフォーカスして、企業や社会の仕組みを変革することにチャレンジできる仕事です。
より多くの人や組織全体である、面での価値提供ができるところが面白いところであり、やりがいです。

■人材業界
求職者それぞれのキャリアにフォーカスするため、人の人生の選択に関わることができる点が面白さであり、やりがいです。
多くの会社とお取引をしている人材業界ほど、求職者に提案できるキャリアの幅が広く、人に寄り添うことができる仕事だと思います。


どちらも経験した私の想い

どちらも経験した私から言えることは、役割や仕事は違えど、どちらの業界も「はたらく」をポジティブなものにしようと奔走しているということです。

実際どちらの仕事もとても楽しめていましたし、両方の仕事の面白さを今も感じています。
「HRテック業界も人材業界も興味を持っているが、どう違うかわからない」という方は、ぜひ一度お話しできたら嬉しいです!

この記事を読んでくださった皆さんが、自分らしく働くことができる環境を選んでいただけるように、心から応援しています

また、WHIの選考では皆さんのキャリアをサポートする機会も設けておりますので、ご興味のある方はぜひエントリーお待ちしています。

いつか、直接お話しできる日を楽しみにしております。


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