妻のファンになる。合わない夫婦の楽しみ方 #僕の日報
先日のみる兄さんのツイート。
みる兄さんの「まーいっか」は、まさにうちと同じ感覚だった。
夫婦の嗜好の一致を大事に考えている人はそのままいってくださって良いと思う。
ただ僕は、掛け値なしに好きになった人を嗜好が合う合わないだけで諦めることができなかっただけ。
合わなくても、あっという間に9年だ。
人は常に100点満点で生きられないし、それを相手に求めると一緒に過ごしづらくなるので「まーいっか」と思えることはすごく大事だと思う。
合わない嗜好も、その数だけ自分が見ていなかった世界を知ることができた。
それまでダウンタウンの番組をほとんど観たことがなかったが、妻がダウンタウン好きだった影響でガキ使のおもしろさを知ることができた。
ジャニーズは好きではなかったが、妻が聴いていた嵐の楽曲の良さを知りジャニーズを好きになった。
妻のIKEA好きをきっかけに僕も北欧家具に興味を持ち、インテリア好きになったし、部屋の収納を自分好みにDIYするようになって、その最終形態がリノベーション。
何より、僕の自転車好きになるきっかけも妻だった。
妻はオシャレな小径自転車が好きだったが、僕は自転車を色々乗り換えていくうちにロードバイク乗りになっていた。
サイクルジャージとかピッタピタの専用ウェアを着てロードバイクに乗っている僕に妻は「キモッ」というほど。
きっかけは妻であっても、その楽しみを開拓したどり着く楽しさは想像できない領域だったりする。
そういった意味で、妻は僕にとっていちばんのインフルエンサーなのかもしれない。
ただ妻は、自分の楽しみを自分で切り開いていくのが好きなタイプなので、僕から影響を受けたことはほとんどない。
その部分でも僕とは合わないからこそ、いいバランスで夫婦関係を保てているのかもしれない。
最後にみる兄さんはこんなツイートをしてくださった。
『妻のファン』は本音だ。
妻は家事が嫌いだけど、毎日仕事から帰ってやってくれている。
家の仕事を丁寧にする人ではないが手際の良さはピカイチ。
料理もレパートリーは少ないが、つくる料理は速くてうまい。
何よりユーモアは今まで出会った女性の中でダントツでおもしろい。
どんなときも気丈で明るく振る舞って、僕が体調を崩して仕事ができなかった時期はその笑顔に助けられた。
だから多少の散らかりでも、ソファで寝っ転がってマンガに夢中にになっていても「まーいっか」ってなる。
いちいち怒っていたら、家庭が崩壊するのが目に見えている。(娘には、その妻の悪い部分だけが伝染してきた気がするが…)
ただ、べた惚れという意味ではない。
ダメなことをしているときは怒るし、間違いを正さないといけない。
気に入らないことを言われて頭にきて喧嘩になることもあるが、それこで言い合っても元に戻せるのが夫婦だと思っている。
お互いの趣味嗜好が合わないことは、結婚生活において致命的なことではない。
合わない相手を自分の思い通りに動かすのも、自分の好きなことに興味を持たせるのは至難の業だ。
思い通りにいかなくなるとイライラして健康に悪いし、息苦しい家庭になっていく。
お互い一歩引いて、そこに至る背景を見ることができれば、「まーいっか」といい意味で諦められるし、その人は自分が見たことのない景色を見せてくれるはず。
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