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成長に伴走する者としてのポリシー
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
新たにリーダーを務めている営業部門のメンバーと、月に1回のペースで1on1をしています。
その中で、「管理職としてどんなポリシーを持って相手の人生に伴走しているかが大事」という話になりました。
組織には、守るべきルールや規律があり、起こすべき行動の指針があるはずなので、それを実践するのは大前提として必要なことです。
その前提を実践できていない人がいたら、しっかりとレクチャーをしてあげないといけません。
それに加えて、管理職としては、人の上に立つ存在としてポリシーを持ってほしいです。
管理職の人自身が、育成や教育において、個人的に大切にしていることを明確に示してほしいということです。
誰の管理下に置かれるかで、働く人の成長度合いや成長スピードは変わる・・・、これは本当にそうだと思います。
だから、管理職として「自分はこれを大切にしてみんなと関わる」と宣言することは、信頼と尊敬を構築する1つの手段になると思うんです。
『管理職』と呼ぶと、組織によって役割が違うと思いますが、今回の場合は「人の成長に伴走する役割を持つ人」という存在をイメージしています。
「この組織に所属していることは、自分の人生においてどのような意義があるのか?」という問いに、管理職自身が答えられないということってあると思いますが、それでいいのか・・・。
また、人の成長に伴走するというのは、本当に尊いことです。
成長に伴走してもらっている側としては、良い影響も悪い影響も受けるので、伴走する人に対して「こうなってほしい」「こういう人生を歩めるようになってほしい」という想いを抱きながら、その想いに沿った関わり方をしていくことはとても大切なことだと思うんです。
ただ、その想いを掲げながらその想いに沿った関わりをしていくんですけど、その想いを相手に押し付けて「絶対にこうなるんだ」という関わりは良くないです。
管理職としての想いを持ちながら、伴走する相手と対話をしながら、その人自身がどういう未来に向けて歩んでいくのかをすり合わせていくのが理想です。
仕事というフィールドは、人生の中の1つのフィールドにすぎません。
日々の時間の多くを仕事に使うので、『仕事=人生』という捉え方になっている人も少なくないですから、その視点を脱するためにも、管理職の人から「人生を捉えよう」という関わりをしていくのが良いです。
ポリシーに反する言動があれば、しっかりと叱ることも大切です。
叱れない上司が増えているような話も聞きますので、上司という立場の人が、自身を確立させることがとても大切だと思います。
自立して自律して自走できる人を増やす。
これが僕の管理職としてのポリシーです。
「管理職としての」というよりは、誰かの人生に伴走する役割を持つフィールドにおいては、このポリシーはブレません。
成長に伴走する者として、自身が大切にしているポリシーを明確にして誰かと関わることは、自分の心を自分でコントロールすることに繋がるので、必ず心のラクに繋がります。
上司や管理職という立場の人が働きにくい世の中になっているということもよく聞きますけど、だからこそ、その人たち自身の心に目を向けていくことが大切なんじゃないかなと思います。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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