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環境に慣れることは心をラクにする第一歩

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

こちらの動画を観て、自分の高校時代を思い出していました。

僕も高校時代はサッカー部で、入部初日の緊張感とワクワク感は今でも思い出せます。

那須さんのこちらの動画は、新しい環境での過ごし方について考えさせられるので、是非いろんな人に観てほしい。←新しい環境に飛び込む方も、新しい人を迎え入れる方も。

新しい環境でまずやるべきことって?・・・上の動画でも話されていますが、『環境に慣れること』がとても重要です。

僕としては、これが新人がやるべき『最も緊急で最も重要なこと』だと思ってます。

うちの会社では、中途で入社したメンバーに『アンラーニング』という言葉を用いて、環境に慣れることの重要性を伝えていました。←今はコンテンツの優先度的に伝えていませんが、社員の定着率向上の課題設定によっては優先度が上がることも想定してるので、また伝える日が来るかもしれません。

【アンラーニングの重要さを謳った格言】
21世紀において『無教育な人』というのは、読み書きができない人のことではなく、「学ぶこと(Learning)」「学習破棄(Unlearning)」「学び直し(Relearning)」ができない人のことを指すようになるだろう。

アルビン・トフラー(アメリカの評論家)

アンラーニングとは、一度学んだ知識や価値観を意識的に捨て去り、再び学び直すこと。

「学習棄却」や「学びほぐし」などと訳されることが多う、「学習」と「学習棄却」の相反する2つのアクションを繰り返し行うことで、自身の価値観を絶えず見直し人や組織の成長を促進する、という点がアンラーニングのメリットとされています。

新しい価値観・知識を身に付けるには、時には慣れ親しんだ価値観・知識から離れる必要があるため、ストレスを感じたり悩むことが多いです。

なぜなら、人は慣れ親しんだ行動や考え方からはなかなか離れられないので・・・。

アンラーニングは、今の自分が持っている価値観・知識を見直すことであり、また、同じ学習内容でも異なるアプローチから検討する学習法としても捉えられます。

言い換えれば、新しい価値観・知識を取り入れやすくする手法ともいうことができ、この時代に必要な「柔軟な価値観」を養う助けとなります。

中途として新しい会社に入社するというのは、アンラーニングの絶好の機会です。

選考中に入社する会社の価値観や考え方に触れているものの、その会社の一員として文化や風土に馴染んでいくのは実際に入社してから。

その時に、アンラーニングの姿勢を持っていないとどうなるか・・・おそらく、しんどくなるばかり。

「自分の価値観や知識から自分を引き離す」というのは、自らが主体的になってやっていく必要があります。

というのも、「誰かに言われたから」という動機だと、アンラーニングにならないからです。

表面的に違う価値観や知識を受け入れているだけでは、柔軟な価値観を身につけることができません(アンラーニングの体験として、ありたい姿の言語化と批判的な見直しワークをやっていました)。

ここで間違ってはいけないのですが、環境に慣れるというのは、自分を押し殺すことではありません。

特にチームスポーツや会社においては、自分1人で何かが完結することはなく、仲間と共に創り上げていくことが求められます。

仲間のことを理解しつつ、自分のことを理解してもらう。

組織やチームとしての規律やルールを知り、それらを遵守するように心を切り替える(ただ遵守するではなくて、遵守する意味を自分事で考えて行動に落とし込む)。

環境や人間関係での悩みは、自分の中で悪いストレスを生みがちなので、周囲にいる人を含めて「環境に慣れる」というのは、自分の心をラクにするという意味でもとても重要なことです。

心がラクになることは、パフォーマンスを最大化させるための重要な要素なので、こだわったほうがいいですね。

冒頭で紹介した那須さんの動画を観て、「新しい環境でまず何をすべきなのか?」を個人レベルでも意識しつつ、迎え入れる側としても改めて内容を整理してみようと思いました。

※新入部員を迎え入れる動画って貴重だし、この動画を通して「他の会社や学校では新人をどのように迎え入れているのか?」というのが気になりました。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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