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個性を大切に

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

とある動画を観て、個性が周囲に溢れることのメリットを感じました。

以下に紹介している動画ですが、その中から一部を抜粋して、テキスト化しました。

サッカーの審判として活躍された2人なので、このお2人は、サッカーの審判という立場で話をしています。

一部ですので、興味が湧いた方はぜひ動画を観てください。

2人の偉大なレフリーが引退されるということで、その2人を招待してクロストークが繰り広げられています。

僕が大好きな『Jリーグジャッジリプレイ』の1つの企画として、収録された動画のようです。

『Jリーグジャッジリプレイ』については、以下のnoteにまとめています。

ゲストとして迎えられた2人のうちの1人である家本さんという方の発言から、原さんと桑原さんという番組側の方がクロスした以下のシーンが、個性が溢れることの大切さを感じたシーンです。

仕組みの中のイチパートなので、どうしても評価はあると思う。
評価にマイナス評価はあるけど加点評価がない・・・そうすると人間に何が起こるかというと、ネガティブなことをしたくないと思って固くなる。
そうなってしまうと、評価に意識が向いちゃって、「目の前にいる選手とか試合とかスタジアムにいるお客さんとかに、どうフットボールの価値を高めて提供するか?」という本来の在り方に意識が向かなくなる。
「自分は悪く見られたくない」とか「ミスをしないように」という方向に意識が向くから、もっと改善の余地はあると思う。

(動画より、家本さんのお話)

この2人がなんで愛されていたかというと、それぞれの人柄とか性格とか個性が溢れていたから。
一時期は審判がみんな同じようになっちゃって、トライしなくなっていった。
ミスを恐れて、トライしない。
選手も同じで、ミスしないことを考え出すと確実なプレーしかしないから、特徴がなくなっちゃう。
俺が監督の時は、「そういう選手は嫌いだ」と言ってたんだけど。
この2人みたいに、レフリーだって人柄や特徴が出るレフェリングっていうのがあるから、それを創り上げてきてくれたから、いろんな人に愛されたんだろうなと。

(動画より、原さんのお話)

レフリーもロボットじゃないですから。

(動画より、桑原さんのコメント)

(上記の内容は、動画の18分30秒くらいから)

◆減点評価ばかりすると、「減点されないように」という意識が生まれて挑戦しなくなる。
◆そうすると、個性が発揮されずに、全員が同じような存在になってしまう。

・・・これは、会社でもあるあるなことかなと思います。

仕組み的な課題、評価する側・マネジメントする側の課題、働く1人1人の課題、それぞれの立場に課題があると思います。

仕組みや評価される側にコントロールされることなく、ブレない自分を確立して、どんな環境でも個性を発揮できる人もいますが、やはりそういう方は少数ですよね。

いろんなところに課題はあります。

個性を発揮できれば、縁を育むことができるし、いろんな人と共創が生まれます。

それはなぜなのかを考えていくと、個性を発揮している人と関わるとワクワクしたりするんです、きっと。

同質化されていない、その人ならではの関わりを構築できるから、『その人と関わる理由』を見出せるようになるんです。

それは、上記の動画を観ると感じることができますけど、人が寄ってくるようになるんです。

個性を出すにはどうしたらいいのか。

おそらくここに悩んでいる人が多いはず。

「個性を出す」というより、「周囲が個性を感じる」というのが正しいかなと思ってます。

個性を出そうとすると、周りと違うことをやったりして、逆に変に注目されてしまう。

そうじゃなくて、自分でやるべきなのは、「自分の考えや信念を持って、それを言動に反映させ続けること」だと僕は思っています。

考えとか信念は、同質化されるものではありません。

結果的に同じ考えや信念になったとしても、その考えや信念を持つようになった背景が違いますから、自分と向き合って、「自分はなんでこう考えるようになったのか、この想いを大切にしているのか」ということを考えて、発信していくことが大切です。

縁を育み、共創を生み出せるようになると、自分の人生も豊かになるし、自分と関わる人の人生も豊かになります。

そうすれば、心をラクに生きていけます。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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