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インターン生の週1note#last~今までありがとうございました!~【社会保険労務士法人ワークイノベーション】

皆さんこんにちは!インターン生(だった)板東威吹です!
この度8月31日でインターンを卒業しました。したがってワークイノベーションの一員として書く最後のnoteになります。(※ワークイノベーションのnoteはこれからも続いていくので、引き続きこのnoteはご覧下さいね!)
最後のnoteでは、勤務最終日に行った社内研修の様子を書こうと思います!
それでは行ってみましょう!

最難関の最終日

7月某日、代表から「最終勤務日、せっかくだから社内向けに研修をやってみようか」とお話をもらいました。
もちろん二つ返事で「はい!やらせてください!」と伝えました。
これまで保育会議や社外研修に時間を多く割いていたので、社内の人と交流する機会が少なかったのです。なのでこの研修で最後にいろいろなことを話せればいいなという思い、またせっかくの最終日だから集大成として何か残したいと思ったのです。

やるとなれば次は内容です。
内容を考えるうえでまず「自分がWIに来て疑問に思ったコト、不思議に思ったコトは何だろう」と考えてみました。
それは外から来た第三者として、社員とは別の属性を持つ者として、別視点からWIをながめ、問題提起をしようという思いからでした。
そうしていきついたのは”キャリア形成”についてのディスカッション。
母であり、社員であり、一個の人間であり、、、と様々な社会的役割を抱えたWIの人たち。そうした社会的役割を踏まえ、WIの数年後に自分たちにどんなことが求められるのかという視点からキャリアを再考してもらおうとしたのです。
大筋を上の様に決めたところで、次は研修用のツールを探しました。そこで出会ったのがロバートキーガンの『なぜ人と組織は変われないのか』という書籍。人や組織が変われない理由を考え、免疫マップと呼ばれる変革のためのマップを完成させ、役割や時代の変化に伴い変革していく自身のキャリアを形成できると思いました。とまあ、こんな感じで研修を組み立てました。割と筋道だっている実感があり、自信満々で代表に見せたところ、、、

もの足りない。私たちのこと、本当に分かってくれているかな?女性だから、ママだからって思っていないかな?私たち(クライアント)のリアルに踏み込まず、論文やネットの情報に頼っていなかったかな?

がーーーん。って感じでしたね。というかめちゃくちゃ刺さりました。自分としては”インターン生がコンサルとしてファシリ”=第三者として意見を述べる、ディスカッションをまわす、だと思い込んでいたわけですが、クライアントが求めていたのはそんな表面的なものではなくWIの板東威吹としての研修ということでした。
うーん、渦中にいるとどうしてこう足元が見えなくなるのか。というか単純にインターンを通して学べたはずのことを見落としていて結構落ち込みました。後悔先に立たず、ですがまた失敗から大事なことを学べた気がします。

そこからはWIの板東威吹として何ができるのかなぁと考えていました。
正直”研修”と銘打っていますが、僕より何年も社会人経験を積んでいる皆さんに、僕から提供できる知見なんてまぁたかが知れているのです。十八番の経営学の話も、理論は知らないかもしれませんが実体験しているはずで、その点実体験に勝るものはないのです。
じゃあどうしよう、と考えあぐねた結果「最後なんだし、もっとジコチューで良いかな、何かを与えるなんて考えずに、最後まで学び取る姿勢を貫いた方がいいかな」と思いました。

そうして結局行きついたのが「板東威吹の人生(キャリア)をコンサルしてもらう」というものです(笑)
なかなかのジコチューっぷりですよね。でもこれこそWIの板東威吹として、自分にしかできないことだったのかなとも思います。等身大の自分を軸にしてキャリアのことを考えてもらう、そんな研修にできるなと思いました。

コンサルティングされてみた

さてでは当日のお話をしましょう。
ワークの流れは以下のようにしました。

Ⅰ自分の人生設計(過去~未来)を開示
Ⅱターニングポイントをピックアップ
Ⅲメンバーそれぞれの人生におけるⅡを思い出してもらう。(どんな思いでどんな行動をとったか)
Ⅳ社労士(専門家)として・人生の先輩として・親として・何より板東威吹のことを知っている仲間 として、FBをしてもらう。また僕からの質問に答えてもらう。必要があれば質問もしてもらう。
※Ⅱ~Ⅳをターニングポイントごとに繰り返し
Ⅴここまでを踏まえて、チームごとに僕に対してベターな選択肢の設計と提案を行ってもらう。(ベターな選択肢の設計とは、人生全谷の設計という意味ではなく、各ターニングポイントにおいてこんな選択をしても面白いかもという意見や、そもそもこういうターニングポイント増やしてみてもいいんじゃないかという意見を指している。)
Ⅵ議論を踏まえて人生設計をリバイズ。宣言。

そしてぼくの最初の人生設計がこんな感じです。

0831 研修資料コピー1

0831 研修資料コピー2

0830研修資料改③

僕の夢と希望を全部詰め込んだ人生になってます(笑)
皆さんはどんな風に思われますか?「そんなん無理だぁ」と思いますか??
実際にコンサルティングされて、出てきた意見を少し紹介します。

・MBA留学は会社のお金でいった方が良い。
・結婚するならバリバリ働くような人がいいね。
計画的過ぎる。いつか起業しようと考えているなら今でもいいのでは?ビビっと来たタイミングを逃さないことが大事。
・1社目で自分の強みとなる分野を作る→会社のお金で留学→コンサルに転職→起業
・MBA留学の後に結婚してはどうか。
人生設計は決め打ちせずに、毎年毎年軌道修正をしていくように。

などなどたくさん意見をもらいました。
特にターニングポイントごとにもディスカッションを行ったのですが、結婚のところが一番盛り上がりましたね。
「奥さんとおそろいのものをたくさん揃えたい」と話したら笑われてしまいました。

さてこれを踏まえてどう人生設計をリバイズするのか、ということですがもらった意見が多すぎてその場ではできませんでした。でもいくつか決めたことがあります。それは

・計画を立てることは大事だと思う。でもそれと同じくらい予期しない事態を楽しむ、パッションで行動してみる。そのためにはやはり軸となり、比較対象となる計画が大事。
・人生の到達点(目標地点を決める)。今の計画は最初から順々に決めていったが、その目標点からの逆算で考えてみるとまた違う人生になる。

という2つです。具体的な人生設計を立てるに至らずとも、とっても大事な示唆を得たような気がします。
そしてコンサルタントを目指す僕にとって、クライアントになってみるというのも非常に貴重な体験でした。

さいごに

ということで、最終日終了しました~。本当に最終日が最難関で、一番考えさせられたかもしれません。
自身のインターンに点数をつけるとすると90点、というところでしょうか。
最期の研修を考える際になんの問題もなく、指摘もなく独力で出来ていたら100点でした。まあまだまだ発展途上ということです。

最初にWIに来た2月15日から長いようで短い半年間でした。
良い時も悪い時もあったような気がしますが、どんな時でも温かく見守り、スッと手を差し伸べてくれた代表やメンバーの皆さんには感謝しかありません。
僕の友人の中にも長期インターンに行っている人はたくさんいますが、このWIでのインターンは他のどのインターンよりも充実していたと胸を張って言えます。本当に素敵なインターン先に巡り合えました。
そして皆さま、約半年間、このnoteを見てくださってありがとうございました。
いつかもっと成長した姿で皆さんにお会い出来たらなと思います。もしどこかで”板東威吹”を見かけたら、「note見てた!」ってこっそり教えてくださいね!

では!

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