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行き当たりばったりと見せかけて用意周到な転職なのよって話

お初にお目にかかる方もいらっしゃるかもしれません、どうも、8回目の転職をしようとしているしがないワーママです。
41歳の二児持ちジェネラリスト母ちゃんのn回目のワーママ転職備忘録です、よかったら読んでってくださいな。

最初に今回の転職を決めたスケジュール感をおさらい。

Day1: 5/20 エージェントから案件紹介メールが来る
Day6: 5/25 興味あるから詳細教えて、と返信する
Day7: 5/26 電話で話してカジュアル面談依頼 & レジュメ更新したもの送る
Day12: 5/31 カジュアル面談のInvitation受け取る
Day19: 6/7 カジュアル面談、直後に内容についてエージェントへフィードバック
Day28: 6/16 一次オンライン面接(先輩社員)&フィードバック
Day33: 6/21 最終オンライン面接(上司)&フィードバック
Day34: 6/22 オファーを出したい意向
がエージェント経由で伝えられてくる     |       年俸交渉とオフィスツアー日程調整
Day47: 7/5 オフィスツアー(兼オファー面談??)とオファーレター受領 Day48: 7/6 オファー承諾

こう書き出してみると最初にエージェントからメールをもらってから7週間くらい。
もともと選考には必須ではないカジュアル面談とオフィスツアーを付け加えてもらっているを差し引いて、一次面接からオファー出したい話まで賞味7日なのでかなりスピード感をもって選考してもらえたのがわかります。

でも実は、このエージェントとはこのDay1のメールが初めてのやりとりじゃなかった、というのが今回のミソかなと思います。

私ってばまんまとエージェントにナーチャーされてた!

このエージェント、社名こそ記憶があまりありませんでしたが、去年、つまり2021年に電話で話した記憶はありました。

LinkedInっていっぱいメール来るじゃないですか。
別にすぐ転職する気はないから普通無視しますよね。一通一通相手してたら仕事にならないし。
でも、いざ転職したい!って思うと、なかなか志向に合いそうな求人を持ってるエージェントっていないんですよ。
各社限られた社数から水物の求人を扱ってるので、それは当然。

そこで、全部のメールに対し送り返す定型文をひとつ、作りました。
私からすれば興味のないJD(求人票)送ってきたとしても、顧客情報管理をちゃんとしてナーチャリング(見込み客育成)の仕組みと社内共有ができる会社なら、しかるべき担当者からしかるべき案件が投げられてくると考えました。

ちなみにその定型文はこんな感じ。

Thank you for your interest in my experience.
I'm starting to think about my next growth opportunity, and with the advice of a career counselor considering my background, characteristics and orientation, I'm looking for an opening with the following criteria
 - A position that requires a customer focus, such as a customer success position.
- There is consideration for diversity/work-life balance(I have a 9 year old and a 5 year old)
- Annual salary is (内緒)M+ on base
I have experience in sales (Prospecting and simple Field Sales), executive hospitality experience in a hotel or ryotei (1st class banquet for like Government politicians), experience working for both Japanese and global companies, and business use of English. If you are interested in my request, please give me a call and let's talk.

つまり、「私こういう条件の案件じゃないと興味ないの。それでも見込み有りそうなら話してもいいけど?」と返し続けました。

大概はせいぜい「そうですか、じゃあまたよさげな案件あれば!」と社交辞令が返ってきて連絡が途絶えるのですが、彼は「状況を教えてくれてありがとう!ぜひ話しましょう!」と返してくれたので、会話したのでした。

(ちなみに今LinkedInを見返してみたら、InMail(LinkedInの有料会員が送れるメール)を2019年10月と11月にもくれていたので、あきらめず定期的に連絡するの、大事なんですね~!)

その会話の情報が先方データベースにちゃんと残っていたのでしょう。
今回まさに条件にぴったりな案件が紹介されてきたのでした。

仕事の調子がいい時に、これから先のキャリアについて考えてた私Good Job

でもその条件どうやって設定したの?って思う方もいるかもしれません。

外資系って入社して二年すると「ちゃんと勤めました」ってみなされるらしいと聞いていたので、ミートキャリアでキャリア相談を受けて、自分の志向を言語化・顕在化しておいたという仕込みが実はあったんです。

ミートキャリアさんのいいところは、傾聴して同意して気持ちよくしてくれて終わり、とか、頭ごなしにアドバイス投げつけて終わり、じゃなくて、理解し言語化し、次回相談までの宿題(という名のNext Step)まで明確にしてくれるところ。
私はその相談の中で、上記の条件の「カスタマーサクセス方面へのキャリアチェンジ」が自分のNext Stepだと認識していた、というわけです。
だから、この条件を投げ返すことに迷いはありませんでした。

困ったら周りに頼っちゃえ

そして、どうやって転職することに決めたの?ってところなんですけどね。

今年2022年に入って、職場のいろいろ(営業をかけるターゲットやチームの体制、売る製品)が変わって、今まで通りのやり方が通じなくなってきました。
知る人ぞ知る変化まみれの会社なので、ここまで乗り越えてきた波に比べたら今回の波は「ちょっと大きい」だけだったはず。
でももう、私にとってその波を乗り越えていくぜ!っていうガッツが底を尽きた感覚がありました。

いろいろ原因はあるのですが、2021年末にシニア昇格昇給プランのためのちょっと無理をしたのが、とどめになってしまったのかもしれないと今となっては思います。

で、私はいろんな人にあけすけに、しんどいよーって言いました。
息抜きするとか、仕事と関係ないインプットするとかの知恵を貸してくれる人もいたし、この会社で働くことのしんどさを知っている人からはそろそろ卒業してもいいんじゃないかって言ってもらったり、心理士さんは私の精神的な負荷について客観的なアドバイスをくれたりしました。
辞めた上司にも相談したし。
私お寺に行く人なので、仏教の教えに則ったアドバイスももらって。

迷いに迷ったわけですが、いろんな人が出してくれた懸念や情報は、間違いなく自分で並べてみるより豊富で、それらを踏まえ、自分で判断した!という実感が持てたのでとても感謝しています。

スペシャルサンクスとして、ここでご紹介しておきたいのは、オファーが出てからうじうじ悩んでた私に的確に手を差し伸べてくれたのはWithwork上原さんとトドさんでした。

トドさんは夜な夜なDMで私の相談に乗ってくれ、特に年収交渉の方法の伝授は超有益でした。
(いいねがいっぱいついたらnoteにするって言ってたのでやたらめったらいいねしてください↓)

https://twitter.com/thinkingtodo/status/1544472157228605440

上原さんは、私が現職ステイかー、転職するかー、どうしようー、どうしようー!ぎー!!って言ってたら私の思考を見抜いて、奇特にもとある提案をしてくださり、みごとに私の中の企業選びの柱を再認識させてくださいました。

そんなわけで、もしかしたら試用期間のうちにさよならになる可能性も大いにある外資転職を、またしでかすことにしたしゆいです。

ちょっとでも面白いこと書いてあったらいいな!
というわけで、初のnote読んでくれてありがとうございました。
おやすみなさい。




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