言葉の交差点は、未知との出会い

年末にタイヤ交換をしたので、
先程近所の自動車部品ショップで100キロタイヤ点検をしてもらった。

新品のタイヤは、新品のくつのようで
乗り心地が心なしか安定していて、気分が良かったりする

タイヤ点検では新品のタイヤをとめたナットが、
きちんとしまっているかを確認してくれるのだけれど
そのとき整備していただいたスタッフの方とこんな会話をした

タイヤのナットを回しながら・・・

「タイヤのホイールについているロゴが入った部品は割れやすいんですよ」

「で、ウチでも売っているんだけれど、安いんだけれどかっこわるい。」

「値段は安いんだけど、デザインが・・・。」

「売っているから大きな声では言えないけれどね！」

「ここで買えば数千円だけど、ディーラーでは5000円から6000円かな」

「あ、終わりました。お気をつけて！どうもありがとうございました！」

タイヤ交換の会話

タイヤ交換をショップに行って店員さんと交わした会話
これらのやり取りは、普段の生活で自分からネットで調べることはない
調べたとしても、なんとなくわかった気がして終わりになっているだろう

でも、タイヤ交換で交わしたたった5分、10分の時間で
直接言葉を交わしたからこそ、たくさんの知らないことに出会い、学んだ

たまたま出会った人と、言葉を交わす、そこで知らないことに出会う

ネットは好きなことを好きなように探せるからメリットがあるけど
こういう予期せぬ出会い、未知との遭遇は随分と減ったと思う

友達と会ったり、新しい知人に会ったりする機会は
昔と比べてどんどん減っていると思う

携帯に一日数時間以上費やしているとしたら
その分何かが減っていて、それは人と話す時間ではないかと最近は思う

何気ないタイヤ交換だったけれど
スタッフの方と交わした言葉の交差点で、新しい気づきに出会えた日でした