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太陽がつめたくなって、夏がなくなったら。(John Lennon “What You Got”を聴きながら。)

春が終わり、夏がくる。秋が来て、冬を迎える。
日本は四季があり、それぞれの季節に魅力がある。

それは、いつの時代も当たり前のことで、自分が生きている限り、変わることのない、疑いの無い事実だと思っていた。

ところが、ひょんなことから、太陽について調べていたら、どうもそうではないらしいのだ。2020年ごろから、太陽の活発度を判断する上の指標である、黒点の観測ができない状況が続いていたという。

そして、「黒点が観測できない」=「太陽の動きが活発的でない時期」は、今に始まったことではない。過去にダルトン極小期として、発生していた。

ダルトン極小期とは、1790年から1830年まで続いた太陽活動が弱かった期間のことである。他の多くの極小期と同じく、ダルトン極小期でも寒冷化の現象が見られ、世界の平均気温は0.1度低下したといわれている。特に1816年は火山の噴火も重なって、極めて寒冷となり、夏のない年となったという。

地球、氷期突入の兆候か…太陽が100日以上も無黒点状態の異変が進行
藤和彦 ビジネスジャーナル 2022年5月4日閲覧
https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/162.html

夏がない1年は、自分の中では、絶対に起こらないことだった。
けれども、NASAの記事を始め、いろいろなデータを見ているうちに、これもわからないなと思うようになった。コロナウィルスだって、ウクライナの戦争だって、トランプ大統領の誕生だって、あり得ないと思ったことばかりが起きている昨今の世界情勢。

夏がない年が本当に来るのか。四季は、ありふれたものではなく、実はすごく複雑に入り組んだ奇跡のようなものだったのだろう。

ジョンレノンは、What You Gotという曲で、失うまで大切なものに気づかないと歌ったけど、そうならないことを祈るのみです。


追伸

2012年には、太陽の磁場が反転されたニュースが報道された。このニュースによると、10年後に寒冷期が地球にやってくる可能性があることを指摘している。うーん、今年は2022年。こちらも気になります。

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