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たまには、電車の窓から景色を眺めませんか?(ファーストフード化する世の中)

こんにちは。デイリージラフです。

東京は久しぶりに雨が降って、春を待ち遠しく思いました。

世の中は、ファーストフード化している?

細切れの時間をどう過ごすのか。スマホがない時代にこれは、限られた過ごし方しかなかったように思うのです。

本を読むとか、予定を確認するとか、手帳に何か書いてみるとか・・・

アナログで、実際に自分が持てる範囲でしか、時間つぶしはできなかったのです。(空を見上げたり、風景を眺めたり、流れる人の流れを観たり、そういうこともしていたと思います。)

けれども、スマホの登場によって、世の中は暇つぶし、細切れ時間に無限の可能性を見出しました。

電車で座っていれば、90%以上の人がスマホをいじっていることなんて、今や日常の風景です。

窓の外から見える街並みや、きれいな夕焼け、どこまで広がる青空はみずに、多くの人は、スマホのなかで時間を過ごします。

それはまるで、行けばすぐでてくる、ファストフードばかりを食べているようなことかもしれません。

目の前の景色、画面の中の景色

横浜を散歩しました。海が見える街。

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とてもきれいな景色をみました。とてもよい時間を過ごしました。

人によっては、言うかもしれません。

「それは、写真でも見れる」

「それは、動画でも見れる」

「もっときれいな写真や動画は、スマホで検索できる」

確かにそうなのです。

”もっときれいな写真や動画”は探せば出てくるのです。

けれども、実際はスマホの中の世界と違うおもしろさがそこにあります。

そこで見かけた人たちや、

海のかおり、

さんざんときらめく太陽、

そこで味わうアイスクリーム、

道路の真ん中を歩いて、後ろから車が来ているかわからない老夫婦

その老夫婦をみて、困っている若い夫婦

それをみておもしろがっている学生たち

そんな景色は、スマホの中で感じることは難しいかもしれません。

検索すれば出てくる面白さ、検索してもでてこない面白さ

スマホの良さは、知らないが知ってるに、一瞬で変わることです。

疑問に思ったことが、すぐにわかる。これはすっきりします。

けれども、そうやって効率的に回答を得る面白さは、もちろん1つのおもしろさとしてあるでしょう。

けれども、それだけじゃ、人生は面白くないと思うのです。

予想もしない、想いもしないことが、目の前で起こる。

そこで、ハプニングをたのしむ。

計画通りで、人生は進まないものです。

そんななかで、スマホで答え探しばかりすることに慣れてしまうと、実は生きていく中の想定外に想定外に驚いてしまうかもしれないのです。

たまには、電車の窓から夕陽を眺めてみませんか?

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