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ブラック企業の新定義(『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』をよんで。)
おはようございます!デイリージラフです。
いよいよGWも明けて、日常が戻ってきます。
今日は最近読んだ本をご紹介させてもらいます!
最近は、人生100年時代なんていう話も、よく聞きます。
ただそれは、100歳までずっと健康という話ではなくて、元気な状態を示す健康寿命は、それよりもずっと短いという話もあります。
会社勤めをしている自分にとって、この先のキャリアはどうしようとか、悩んだりもします。
そもそも今の職場について感謝することもあれば、不満もあります。
ということで、一冊の本を読んでみる事にしました。
この本の中で面白かったのは、ブラック企業に関する新しい定義。
以下の通り引用してみます。
「ブラック企業とは、以前は、残業が多くて、代休もとれない過重労働や、従業員に関する労働トラブルの隠ぺいなどの問題を抱えている企業でした。今や、それは論外で、シン・ブラック企業に気をつけなくてはなりません。それは、 あなたたちが5年間働いた後で何者になっているかをきちんと説明できない企業 です」
長時間労働やパワハラだけでなく、5年間働いた後で何も残らない環境も、ブラック企業であると、著者は新しい定義を述べています。
確かにそうです。今までは終身雇用がある程度保証されていて、長く勤めることが企業にとっても従業員にとっても、良い時代が続いていました。
いまは残念ながら違います。有名企業が海外企業に買収されたり、倒産するニュースを聞くことは少なくありません。その時に、じぶんが巻き込まれてしまったら、何が残っているのか?
なんとなく日々を過ごすこともいいけれど、何かの学びがあり、人に役立つ能力を養っているのか?その問いかけも忘れずにいたいものです。
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