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どんなマーケッターになりたいか?考えてみた話

こんばんは。りたです。noteの更新は久しぶりになってしまいましたが、やはりアウトプットは大事!ということで、久しぶりにPCに向かってみています。

あまり仕事のことは語ってきていないのですが、私はマーケティングの仕事を長らくしています。領域はその時々で違ったりしていますし、会社は何度も変えていますが12年ほどマーケティング・ブランディングといわれることに従事してきました。

そんな中、私は何回か、社内外のマーケッターやそれ以外のジャンルの先輩に、メンターとして壁打ちをさせてもらってきました。マーケティング・ブランディングといっても本当に会社によってその解釈は違い、求められる範囲も異なる。これはさまざまな会社で働く中で、体感したものです。

仕事やキャリアのことを、プライベートの話も含めて話せる先輩は自然とできなかったため、社内外で設けられているメンターシップ制度は大変ありがたく、今まで聞きたかったことや求めていたものが享受できる、最高の機会です。

そして今回、とある今を時めくマーケッターの大先輩に、約半年をかけて6回ほど1 on 1をしていただきました。お子さんもいらっしゃり、働きながら子育てをしながらキャリアを構築してきたまさにロールモデルのような方です。
某誰でも知っている製品を、無名のところからそこまで押し上げた方で、憧れの眼差しでワクワクしながらお話しをさせていただいてきました。

自らの生き方や価値観を振り返るワークをさせていただきながら、そして最終回には、マーケッターとしての自身のミッション・ビジョン・バリューを考えてみてね。というお題をいただきました。
日々仕事では自社ブランドのそれを雄弁に語ったり、構築したりするのですが、いざ自分自身となると照れ臭いところもあったり、抽象的になりすぎたりと、リアリティあるものに落とし込むまでは頭を悩ませました。

そして最終的に落ち着いた指針は、キャリアの多くを割いてきた「付加価値」「本質」の部分を押し出していくお手伝いをするという事でした。私は0→1よりも1→10の方が得意であると自負していたため、既存の価値を最大化させる。ということは元々やりたいことでした。
しかし、その1→10のやり方も千差万別。その中でも私は、物語や情熱、感情のあるモノコトを応援していきたいし、それらを最大化させるプロセスが大好きだという考えに至ったのです。

現職では、ストラテジックにマーケティング戦略を構築し、実行し、数字を追っていくマーケティングをしていますが、やはり論理や数字だけで行うそれには限界を感じるところがあります。表現方法であれ、バックグラウンドであれ、人の心を動かせるモノコトには勝てない。圧倒的にコスパ、タイパが悪い。所謂MROI=マーケティングによる投資対効果を上げるためには、どれだけその製品やサービスに、世の中が熱狂するか。その温度を上げていく必要があると考えます。
シャネルのバッグが、ディズニーランドが、いくら値上げされようと需要が変わらない。むしろファンは拡大しより「希少なもの」に変わっていく。これは紛れもなく、人々が「心動かされているから」に他ならないと思うのです。

夢を見させてくれる、存在。そこには、大袈裟かもしれませんが人の想像力を解放し、自信を与えたり希望を与える力が生まれる気がしているのです。
便利、安い、早いはもちろん素晴らしいことではありますが、何かを生み出すか?というとそうではなかったりします。
個人的には、夢や希望って幸せと関連している超重要事項だと思っており、それを増やしていく一名になりたいなと。

そんなことを、再確認させていただいた、今回でした。
さて、ではそんな指針が分かりながら、今後どう動くべきか?
数字や論理はもちろん必要なものではあるので、もう少し今の場所で勉強させていただくとして。その後どうしたいか?考えると可能性は無限大にあり、本当に迷います。
そしてメンターの先輩との会話のなかにもあった、家族との生活はどう描いていくか?ここがもちろん人生の最重要事項でありますので、タイミングや順番、といったことも考えながら選択していく必要があります。この辺りは、まだ想定しきれていない部分があるので、これからじっくり自分と向き合い、道筋を見つけていこうと思います。

メンターシッププログラムは、今は設けている会社も多いと思いますし、社内になくとも社外でも見つけることができます。
人に自分のことを話していくうちに、見つかるものがある。時間がかかる場合もありますが、圧倒的にインプットが多い今の世の中、自然発生的に自分のことを語ったり内省する機会は多くありません。道筋を見つけていく方法として、大変おすすめです。今後どうしようか、イメージが湧いていなくてちょっとモヤモヤしている方はぜひ、社内外で探してみたらどうでしょうか。それも何回か重ねていくうちに、見えてくるものがあるのではと思います。

では、また!

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