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育休明けの時短勤務制度とは?お給料はどれくらい変わる?

ご覧いただきありがとうございます。

0歳と2歳の子を育てているミミと申します。

今回の育休後は時短勤務にしようと思っているので色々調べてみました。

時短勤務とは

育児や家族の介護を理由に退職する人を減らし、労働人口の減少を食い止めるために育児・介護休業法により制定された制度です。
妊娠出産をしても仕事を続けていくために、産休・育休を終えて職場に復帰する際に短時間勤務制度を利用することができます。
短時間勤務の対象となるのは、3歳未満の子どもを養育している従業員です(それ以降は企業判断によります)

◆条件◆
養育している子どもの年齢が3歳未満
本来の時短勤務が6時間以下でないこと
日雇い契約ではない
適用期間内に育児休業を取得していない

基本給はどれくらい変わる?

単純計算をすると、8時間勤務⇒6時間勤務にすると基本給は25%カットとなります。例えば、今までフルタイム勤務(8時間)で働いていた人が時短勤務(6時間)にした場合、給与の基本給は8分の6に減額されます。元々基本給を20万円もらっていた人であれば、時短勤務後の給与は15万円となります。

◆時短勤務中の給与計算方法◆
基本給×実労働時間÷所定労働時間
※実労働時間=1日の勤務時間×1か月の出勤日数
※所定労働時間=8時間×1か月の所定労働日数

給与を受け取った後に、予想以上の手取りの少なさに驚かないように以下2つの注意点を押さえておきましょう。
【注意1】
時短勤務をすると残業代などの手当てがなくなる

時短勤務中は原則として残業が制限されるため、残業代が0円になります。
【注意2】
何もしないと給与が減っても社会保険料は高いまま
以下の記事でも説明した通り、申請が必要なので要チェックです。

時短勤務のメリット・デメリット

時短勤務は仕事と子育てを両立するために便利な制度である反面、給与は大きく減ってしまうデメリットもあります。また、収入が減少するのは仕方ないのですが、時短勤務を利用したことで職場の人間関係に問題が生じたり、思ったよりも仕事がはかどらなかったりというデメリットもあります。
上記のようなデメリットもありますが、なんといっても時間に余裕が生まれるので育児と仕事は両立しやすく「生活の充実」がメリットになると思います。
その他のメリットとしては、なんといっても正社員のまま制度が使えるということでしょうか。時短勤務でも仕事を続けている限りいつか終わりがあるので、今だけ!と割り切ってフルタイムに戻った時に今までの分を取り返せればいいのでは、と考えれば少し気持ちも楽になるかと思います。

私の場合ですが、1人目はフルタイム復帰しましたが、時間も心も余裕がなく怒りがちになり自身もですが我が子も大変だっただろうと思います。
なので、前回の経験を踏まえて次の育休明けは時短勤務を選択しようと思っています。

最後に

個人の考え方次第ですが、ご自身が納得いく勤務形態で働けるのが1番だと思います。これから復帰を考えてる方のお役に立てますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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