『終わり良ければすべて良し』はまさしくその通りだという話
『終わり良ければすべて良し』の意味
物事は最後が肝心であり、過程はそこまで重要ではないということ。
記事の概要
・終わりは過程を評価する
・過程は自分なりのやり方を見つけるのがいい
・最高の終わりを迎えるために
とりあえず最後に笑って終われば、いい思い出になる。そんな気がしますよね。
そこで、なぜ終わりが大切なのかと、過程の取り組み方、いい終わりを迎えるためにはどうしたらいいかを考えてみました。
終わりは過程を評価する
私は、「過程は終わり(結果)によって解釈が変わる」と思うんですよね。割とこれは当たり前のことで、良い結果だと良い過程を踏んだという解釈になるんですよね。
仕事を例にとって、2チームを考えてみます。
Aチーム
朝ミーティング、日報、週次の報告等もしっかり行う。
ある意味模範的な過程を踏んで、成果が出なかった。
Bチーム
チームメンバーの主体性に任せ、出勤時間等も自由。
ある意味自由な過程を踏んで、成果が出た。
このようになったとき、Bチームの方が良いやり方と捉えられるのはわかりますよね。
当然、過程のスタイルとチームやメンバーの雰囲気がマッチしていたからだと思いますが、「Bチームのやり方はうまくいきやすいのではないか」という認識になることは間違いないです。
スポーツや日常生活でも同じことが起きると思っていて、試合に勝てば努力が報われた、負ければ努力が足りなかったんです。
終わりは過程が良かったか、悪かったかを評価するので、『終わり良ければすべて良し』となるのだと思っています。
ただ、良い結果となっても、波があって沈んだ時期やトラブルも必ずあったはずなので、その部分もしっかり反省できると素晴らしいですよね。
終わりの先まで良くしていきたいものです。
過程は自分なりのやり方を見つけるのがいい
終わりで評価されるのであれば、過程のやる気でないのでは?と思うかもしれませんが、終わりは「過程の結果」であることも事実です。
簡単に言うと、過程は、終わりが良くなるならばどんなやり方でやってもいいわけです。
終わりが良くなるための方法として、私は、チームやメンバーに合った過程を踏むことが一番だと思っています。
「このやり方が成功確率が高い」
「みんなこれでやっている」
こんな理由で選ぶよりは、どの過程を踏むことが最善かを選ぶことが大切です。具体的には、次のように考えてみるといいかもしれません。
・ノウハウ本や記事を読んで、そのままやってみて合わないと思ったら別のやり方を試す。
・チームが上手くいってなければ、すぐに思い切ってチームルールなどを変えてみる。
また、そもそもの「自分やチームに合うとは?」が分かっていなければ、メンバーへのヒアリング、個人であれば自己分析から始めてみてください。
大切なのは、主観的に見て、過程の踏み方が自分に合っているかです。
最高の終わりを迎えるために
最高の終わりを迎えるためには、最高の終わりを想像しながら過程を踏むことが大切だと思っています。
スケジュールを立てるときも、ゴールから設定するといいですよね。ゴールから設定するのはいいのですが、過程のことに、目の前のことに精いっぱいで、終わりが見えなくなることはしばしばあります。
終わりが見えなくなると、なんでがんばらなきゃいけないんだろう、意味あるのだろうかと、モチベーションも下がっていきます。
終わりにどうなっていたらいいのか、想像し続けることは非常に大切なので、常に頭に置きながら物事に取り組んでみてくださいね。
ちなみになのですが、私は人間関係については初対面が大切だと思っています。初対面のイメージは残っているもので、大逆転するのは結構難しいです。
ただ、だいたいのことは『終わり良ければすべて良し』ですので、素敵な終わりを迎えられるよう考えてみてくださいね。
ではでは、今日もお疲れ様です。
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