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むかし書いた韓国コラム #504

 東大門歴史文化公園駅12番出口を出て反対側に1ブロック進むと、そこにはキリル文字の看板を掲げた店が密集するエスニックタウンがある。モンゴルのほか、ロシアやウズベキスタンの料理店が目につく。ここでウズベキスタン料理とモンゴル料理を食べてきた。店員はいずれも現地の人なので、言葉が通じるか不安だったが、最低限の韓国語は通じるようなので、勧められるままにいろいろな料理を食べてみた。いずれも羊肉がメインなので好みは分かれるところだが、好きな人にはたまらない味を楽しめる。たまたま訪れたウズベキスタン料理店はロシア製のビールの品揃えが豊富で、初めてロシアビールを飲んだ。本国から出稼ぎに来ている人たちが利用するからか、価格もリーズナブルで非常に満足度の高いエリアだった。

 ウズベキスタン料理は日本でもなかなか食べられないもの。ソウルでこうした珍しい国の料理が食べられるとは思わなかった。韓国料理に飽きたときに訪れたい穴場だ。

【解説】
 いちばん日本人の口に合うのはウズベキスタン料理で、日本人の友人を連れて何度も訪れたが好評だった。ロシア料理も悪くはない。ただモンゴル料理はあまり日本人の口には合わないのでお勧めはしない。

(初出:The Daily Korea News 2011年4月8日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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