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仮想通貨攻略① 「先手、良形、高得点」は買い!

最近、満足できるトレードをした時の話。
どんな時に買うか?いつ買うのがいいのか?相場は安く買って高く売るのがいいに決まっているが、今、谷の底にいるのかそれとも山の頂上にいるのか、それが分からなければ、山から谷を転がり落ちるかもしれない。仮想通貨は上がり下がりが激しく、上がるときはグングン上がるが、落ちるときはドーンと落ちるので、買った瞬間落ちるかもしれないと思うと買うタイミングが難しい。結果、トレードがちぐはぐになって、結果、XRP事件みたいな大損をする。大きく勝つために重要なのは十分に勝てるポイントで自信をもって大きく買うことが重要だと反省した。XRP-SEC提訴事件(12月23日)で負けたあと、運よく12月25日頃、会心の買いポイントに巡り合うことができた。このため、慎重に分析しながらトレードをした。

今、グングン上がっててまだ上がりそうだから、買うのか?ズーンと下がっているから逆に買うのか?大きく失敗して、やっと一つの結論に達した。相場も麻雀と一緒で、「先手、 良形、 高得点」が重要なんだと思いつく。このフレーズは麻雀において勝負をするかしないかの心構え(引用元: 漫画 打姫おバカミーコ、片山まさゆき)を説いていて、早い巡目で、和了しやすそうで、高得点が狙いやすい状況だったらリーチを掛ける等、積極的に攻めろという教訓だ。つまり、勝負するかどうか判断基準は、リスクをが小さくて、リワードが大きいときは勝負しろということ。逆に、「後手、悪形、低得点」でいくら、買ったら上がるかもしれない状況でも、下がるのがめちゃくちゃ大きそうな場合、リスクとリワードが釣り合わないかもしれないし、だったら攻めないで、守りに回った方がいい。

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「じゃあ、麻雀でなく、相場でどうやって、どこが先手で、どこが良形で、どこで高得点を狙えそうか判断するのか」となる。実は仮想通貨の相場はどこがリスクが高くて、どこがリワードが大きいのかは分かりやすいということに気づいた。というのも、一般的に、相場に参加する人は相場をファンダメンタル(財務諸表)とテクニカル(チャートと指標)で分析して、リスクとリワードを決定する。仮想通貨にはほとんどファンダメンタル(財務)がないので、逆にテクニカルで分析するしかなく、テクニカル指標を使う相場参加者が多いため、ますます相場がテクニカル指標に寄る、のだと思う。

テクニカル指標を使ってどうやって「先手、好形、高得点」を判断するのか?それぞれ、RSIとMACDとボリンジャーバンドを使って分析してみた。これが、本当によく当たった。

一つ目は「先手かどうか」、つまり、「まだ買われていないため価格が安く、人に先駆けて買うことができるかどうか」、を判断する。このために使っているのがRSI(相対力指数)という指標。現在の価格を全体を100としたとき、どのくらいの価格なのか判断する材料。50以下なら相対的に安い、先手がとれる。70を超えるともう皆が買ったあと、高いと判断できる。もちろん、これも毎度お馴染み高橋ダンの動画で勉強した。

下図に、20年12月25日のビットコインキャッシュ(BCC)のチャートを示す。

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4時間足にRSIとMACDとボリンジャーバンドを合わせて表示してある。僕の考えでは大部分の参加者は4時間足を標準として、相場を見ていると思う。価格が30000円の時に、一番下のRSIを見ると45くらいを示している。まぁまぁ先手だと思う。これが70を超えてくると後手、皆が売る準備を始めて待ち構えている。なので、買うときは下がるかもしれないと思いながら、慎重に売り買いをする。RSIが70以上で買うと、下手すると10%を超えて暴落する(痛かった)。でも、仮想通貨の参加者は狂っているのでRSIが70を超えても90まで行くときもある。あくまで、先手なのか、後手なのか程度の判断基準がRSI。上がるかどうかは別で、45でも全然上がらない場合もある。

判断基準の二つ目は「良形かどうか」。「良形かどうか」つまり「価格が上がるかどうか」。これはみんなご存知MACDを使って判断する。
MACDは今が相場の底なのか頂上なのかを判断する指標。赤い基準線に対して、青いMACD線を下から貫けばこれから価格が上がる。

再び、下図のチャートに戻ってMACDを見る。

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と、青線が下から上に貫いている。つまり、これから上がりますよのサイン。他の時点のMACDを確認するとMACDのクロスする点で、価格が急上昇したり、急下降しているのが分かる。ただ、仮想通貨相場の参加者は短気なので、MACDがクロスする前にもう買い始めている。どん底から買いたいときはMACDがクロスする前に買わないといけないが、この場合、急に青線が下に行ってしまい、クロスせずに価格が下がることもある。これを避けるためには、もう少し狭いレンジ、1時間足でMACDがクロスしているかどうかを確認して買うと、4時間足のMACDに騙される確率が減る。4時間足のMACDと8時間足のMACDが下からクロスすると、1日以上、価格が落ちにくくなるので、強気に大きく買える(大きく買わないと後悔する)。1時間足のMACDがクロスしてもすぐに価格が落ちたりするので、信頼はおけない。

三つ目の、「高得点かどうか」。「高得点かどうか」つまり「上がるとしたら、上がり幅が大きいかどうか」はボリンジャーバンドで判断した。

再び、下図の4時間足、ボリンジャーバンドを見る。

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ボリンジャーバンドが20日移動平均線の上下に雲のように展開しているが、チャートを見ると、すべての足がボリンジャーバンドの中にすっぽり収まっている。移動平均線を挟んで、ボリンジャーバンドの中を行ったり来たりしたり、ボリンジャーバンドに張り付いたり、中間ではなかなか止まらない。仮想通貨相場はボリンジャーバンドに素直に従うのだ。そういうマクロを組んでいる人がたくさんいるのでしょう(ああ、マクロとか組んでみたい。自動でトレードしたい)。ということは、価格が上がるとしたら矢印の部分に示した幅の分、4時間で30000円から34000円まで約13%上がる余地があるということだ。自信をもって200万円程仕込めば+26万円になる(悪くないぞ、しめしめ)。逆に言えば、急に下がるとしてもボリンジャーバンドの下限である27500円、約8%しか下がらない。

と、いうことで12月25日のポイントでは「先手、良形、高得点」の3つともが揃ったので、強気に買った。結果。。。

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25日から29日の4日間上がり続けて、30000円から37500円まで+25%を勝ち取ることができた。4時間足のMACDはクロスすると長い間上がり傾向が続く点がいい、信頼できる奴だ。問題は、RSIが60に上がってしまったので、次の相場に入る時は後手に回っている可能性があるという点。

今回は、BCCの価格が事前に下がってくれていたおかげで、「先手、好形、高得点」の3拍子揃った勝ちを手に入れることができた。下手に勝負せずに、こんな手だけが来てくれたら嬉しい。欲を言うならば、これだけ条件が揃っていたら、もっと大きく張るべきだったかもしれない。キャパの75%を買ったが、90%まで増やしてもよかったかもしれない。次は、この後、MACDが下向きにクロスした後、相場がどう動くのか、RSIが60を超えたときにどう動くのか、振り返ってどうなったかを記録しようと思う。

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