投資日記、始める(2/3): 高騰からの暴落+120万→30万

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②の段階(40円、+40万、+40%)で、ダンは「売り」と言った。 (https://www.youtube.com/watch?v=HhfS3FlGllM) 僕はとりあえずダンの言うことを素直に聞いて売った。でも、チャートをじーっと見てると急増するもんだから、また③で再び買った(46円)。そして、XRPは60円にまで上がった。30円で初めて買った時から2倍だ。含み益は+60万。ホクホク!

そして、次の日も72円まで上昇した。やばい!含み益がなんだかんだで+120万!!ついに投資で100万儲けた!バンザーイ!年内に+100万オーバー達成だ!!!

このとき、「ダン、何言ってんだよ~バカバカ~。売ったら、全然上がるじゃん!取り逃してるじゃん!ダンのいうことが外れることもあるんだな~。」と思って、気分は上々だった。ダンが60円までのこの再度上昇の局面でこのように言っていた。「相場は上がるか、下がるかは分からない。人間が一番つらい感情的になるのはどんなときか、心理専門家の友人によると、それは損が発生しているときではなく、儲けるタイミングを逃したときだそうだ。今、この相場は非常にemotionalだから、感情を切り離すことが大事。今、RSI(相対力指数)が高くなってきていて、リスクが高い。リスクと報酬のバランスが釣り合わない。僕はギャンブルはしない。大嫌いだ。」(https://www.youtube.com/watch?v=n0FjDHVwqjE)

この言葉はのちのち効いてくることになるが、自分史上最大の利益を出している僕はその意味をよく理解できていなかった。

そして、次の日、暴落が始まった、ちょっと落ち始めた、65...60...55...あれ?どこまで落ちる?いやいや、落ちないでぇ!だめ、だめ、あ、もう我慢できない売っちゃう!54円!!!!損切り!!!そこが④。含み益は一気に+60万円に逆戻り。

我慢して我慢して我慢して、我慢できなくて売った。そしたら、売ったその時点が、底値になった。そこから急反発が始まったのだった。みんな、暴落のタイミングを狙ってたんだろう。仮想通貨は急落からの急反発が買い時といわれる。暴落しても狼狽売りしてはいけないのだ。

ここで、友人Oの場合について話そう。Oはチャートの白丸部分、33円で買って、何もしない。Oに言わせれば「狼狽売りするから損するんだよ。一回買ったらガチホ。100万くらいの利益なら原油でも得られるよ。仮想通貨では夢をみたい。放置、放置。」とのこと。僕が買ったり売ってる間、暴落で狼狽している間にも何もしてないのだ。精神的に楽だし、ダンに言われても売らない、暴落しても売らない。だから、結局大きくプラスなのかもしれない。

⑤暴落後、急反発、少し上がってしまったところ(56円)でXRPを買いなおす。暴落時で+60万だったが、その後、再び価格は72円までさらに上昇し、含み益が10万くらい増えて、ホッとしたのもつかの間。

再度、暴落が始まる。

価格がどんどん下がっていく、今度こそは我慢してみせる!!70...60...50...ところが、今度の暴落は1回目の暴落よりもっと下がる。買いなおした56円も通り過ぎて、46円まで!えーーーーっ、いや、一回目の暴落で落ちた幅より大きいじゃん。もう無理、もう無理、30円まで下がる可能性あるじゃん!やだ、売る!!!!!!!売った~~~~~!!!!

...( ノД`)シクシク…売ったら、そこが底値なんだよね。再度、価格が反発した。聞いてないよ。二回目の落ち幅の方が大きいなんて。一回目より落ちたから心の準備ができてなかったよ。⑦で再度、56円で買いなおす。何度目だこの作業。コツコツドカン。ドカンからのギューン。コツコツドカン。ドカンからのギューン。含み益は+20万に減っていた。一日で100万がなくなった。

⑧それでも、XRPは急反発からジリジリ切り上げて、60円台まで再度回復する。なんとか+30万まで含み益が増える。価格変動が小さくなってきたので、一旦利確する。その後、ジリジリ価格が下降し、大きな価格減少トレンドになる。「あーこれはもうなかなか復活しない落ち方だな。2017年から3年間続いた下降トレンドと同じだ。ノーポジションでいなきゃだめだな。」。僕はチャートを見るが、XRPを買うことなく+30万で今年を終える心の準備をしていた。せめて、ダンが「売り」っていったときの利益、+60万で止めていれば。。。こんなことにはならなかった。+120万だったら武勇伝だった。

ここまでの僕の失敗は、2度の暴落で狼狽売りをしてしまい、反発まで待つことができなかったこと。Oみたいに30円で買って2度の暴落に耐えて60円で売っていたら、+120万で終えることができていたのだ。それが、ベストシナリオの一つだった。100万も溶かして+30万なんて、なんて愚かなのか。ダサい。多少の上がり下がりに動じない強い心を持つ、長期の投資姿勢を確保しなければ、大きく成功しない。次のチャンスこそは狼狽しないぞ!!!と心に誓うのだった。

そして、それが悲劇の引き金になるとはこの時点では思いもよらなかっただった。

つづく。

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