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【教育】楽するために頭を使う

こんばんはー!20代の高校教師わやです。

来年度もし担任を持つなら、やりたいことがあります。
生徒の欠席連絡のハードルを下げ、無断欠席率を下げる、またその情報が自動で記録されていく仕組みづくり
です。

GIGAスクール構想で一人一台PCが支給されたり、コロナ禍でオンラインツールの利用が促進されたりと、教育界も少しずつハイテク化してきました。
僕が勤務する自治体では、来年度から全員にMicrosoft Teamsのアカウントが配布されます。
勤務校では今年度からすでにTeamsを利用しており、Classiとの二刀流です。Classiは年度当初に大規模なアクセス障害が発生していたのでほとんど使わず、Teamsの方が馴染んでいます。

そのような背景から、もっとこれらのツールを使って当たり前の環境にして、使ってお互いが楽にできることはどんどんやってくべきじゃないか?と考えるようになりました。

その中で一つ思いついたのが上記の欠席連絡です。

現状は連絡は基本的に生徒本人もしくは保護者から学校への電話連絡です。事務の方がそれをメモし、クラスボックスへ入れるとともに、ホワイトボードに名前を書きます。担任はそれを確認し、手入力でPC内のシステムに反映させます。

面倒です。

例えば僕のようにズボラだと、メモはすぐに失くします。また、メモは間違っていることもあります。 1時間目に授業などが入っていると、入力することを忘れます。その日のうちなら、メモをなくしてもホワイトボードに書いているのを写せますが、次の日にはもう確認できません。

さらに、電話連絡の場合、保護者の仕事が早く、子がまだ寝ている時間に出勤だと、保護者からの連絡はありません。その後子が欠席しようと思っても、電話連絡が億劫でやらない子もいます。保護者が把握していても、朝の忙しい時間帯で電話ができないこともあります、
朝のSHRで担任は登校していない座席を確認しますが、僕のようにズボラだと、確認を怠るか、確認しても抜け漏れが発生します。

そこでです。もし、欠席連絡に電話が不要になり、生徒本人からでも気軽にスマホで連絡が送信でき、それが記録されていけば…、保護者・子どもの欠席連絡に対するハードルが下げられます。
欠席連絡が安全管理上も重要なことだと伝えられれば、「スマホで入力だけならやるか」と思ってもらえるかもしれません。
また、その情報が記録されていけば、後でその記録を辿ればいつでも正しい情報が得られます。ズボラでも大丈夫。

それがどうやらできそうです。MicrosoftのTeams,Forms,Power Automateの3つを使って、

Formsで連絡票作成(アンケート形式)、Teamsでクラスに配布、欠席者が入力した場合、Power Automateにより担任がTeams上で通知を受け取れる みたいな流れです。Forms上で連絡内容が確認でき、Excelで出力できます。
毎日Formsを確認しなくても、通知が来た時だけ確認すれば良いことになります。

試しに一人で担任役と生徒役をやってみましたが、生徒にとっても本当に負担なく連絡ができそうです。初めは慣れないかもしれませんが、慣れれば簡単です。これはいけるかもしれない。
もし来年担任なら、まずは自分のクラスから取り組み、学年、学校へと広がれば業務改善に役立つと思います。

加えて、色々触っていく中で、更なる可能性を感じました。他にも楽にできることがあるかもしれない!

いつでも、その仕事はあって当たり前と受け入れるのではなく、無駄はドンドン省けるように、柔軟に考えていきたいですね。その上で、教育効果の高いことにエネルギーを注ぎたいと思います。

それでは今日はこの辺で!

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