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子宮筋腫手術のキロク⑨寝たきりから歩けるように

2021年3月に子宮筋腫と卵巣嚢腫の開腹手術を受けました。
初めての手術。忘れないうちに書き留めておこうと思います。
見出し画像はうちのねこ。

術後2日目 子鹿になって歩く

2021年3月26日
部屋が1日で2回変わった。個室→4人部屋→4人部屋。
入院前の個室要望は通らなかったらしい。
4人部屋でもコロナの影響でお見舞い客は来ず、妊婦さんとは別部屋なので大きな支障はなかった。

午前中に背中についた硬膜外麻酔の管を取る。取るのは痛くなかった。
結局、硬膜外麻酔の追加は1回しか使わなかったな…

今日は術後2日目。トイレまで歩くことが私の任務。
看護婦さんに介助してもらい、ようやっと立ち上がる。
プルプルして子鹿のよう。立つことがこんなに大変なのか。
その後、点滴棒を支えによちよちとトイレまで歩くことに成功。
任務は成功だ。

本当は今日膀胱留置カテーテルを取る予定だった。
でもトイレまで行く自信がなかったので1日延長してもらうことにした。
同じ日に手術した同部屋の人はカテーテルを取っている。
どうして私は予定から遅れてしまうんだろう、焦ってしまう。

術後初めて自分の顔を見たら、げっそりして覇気がなかった。
目が死んでいるとはまさにこのこと。
ご飯を食べられるようになったけど、食欲がなく少し残す。
心が無だった。

術後3日目 体の管が取れるって快適

2021年3月27日
朝からトイレまでの往復を頑張る。往復するごとに自信がつく。
午前中にようやく膀胱留置カテーテルを取り、体にくっついていた管が全部取れた。
カテーテルは思ったより不快ではなかったけど、管が取れるだけで寝ていても歩いていてもとても身軽である。

この日からシャワーOKだったけど、トイレまで歩くのがやっとの状態だったから体を拭くだけで我慢する。
明日はシャワー浴びれるように頑張ろう。
でもシャワー浴びてる間に倒れないか不安だ。
それくらい体力がなくなっていた。

電話ができるラウンジまで歩いてみた。恋人に電話をした。
看護婦さん以外の人と話すのは久しぶりだ。
恋人の声を聞くと安心した。それ以上にヘトヘトになった。
話すこと、話を聞くこと、スマホを持っていることだけで体力を消費した。
5分位の通話で息切れするほど疲れた。


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