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徒然日記2023/05/06
最近、お金の使い方はとても難しい事に気付いた。
自分自身が本当に納得しないものにはとにかくお金を払いたくない為、一つ一つの消費にとても細かい気質だと思う。
ギラギラしている頃はいわゆるハイブラ、ラグジュアリーブランド、地位財に当るモノに手を出したりしていたが、それらを手に入れたところで何か生活が大きく変わるかと言われるとそうではない。
自分自身は富裕層でもなければ名家の生まれでもない為、見栄の為に消費をする文化には馴染みが無い。
むしろ、どれだけ欲を少なく、コンパクトに生活出来るかが自分のミッションだと考えている所さえある。
反面、未体験のことやスリリングな事には他人から引かれるぐらいに大きくお金をつぎ込んだりする為、やはり体験欲は人一倍あるのだと思う。
何かを面白いと思えるアンテナが最近は錆びつきつつある為、もっと意欲的に生活していきたいが、未知の事はどんどん少なくなる。
結果答えが無いもの、よくわからないものにのめり込んだりする習性がある。
その一つが仕事だ。
仕事=娯楽になっているので、長時間働こうが別に苦にはならないのだが、
むしろ固定姿勢が長引くことで無意識に身体を痛めてしまう事の方が問題になっている。
頭を一日中使い続ける、試行錯誤する、何かをディスカッションして、方向性を定めていく。
こういうプロセスは幾ら経験しても飽きる事はないため、物理的な肉体をもっと大切にメンテナンスしなければいけないとは思う。
仕事=娯楽になってくると、本当にお金を使うシーンが減ってくる。
ストレスによる消費もしないし、せいぜい時たまの飲食機会で良いものを食べるぐらいのことだ。
お金はあって困る事はないが、いつ死ぬかわからない人生において、使い切れずに突然死ぬのも、それはそれで無駄が多すぎて悔やむ事になるだろう。
お金の使い方はそれ自体が人生観を表すのだと思うが、自分自身、いまだに人生のミッションや方向性を決め切れていないので、
お金をどう使うべきかの指針も作れないのかもしれない。
同世代や少し上の先輩方がどんな考えで毎日を過ごしているのか、ロールモデルが欲しくなる時もある。
誰かを参考にするのは好きではないが、自分の思いつかないオプションや可能性に気づかせてくれる出会いもあるだろうから。
少なくとも世間のトレンドに流されるままの、消費活動を取らないことだけは一つの軸として定めておきたい。
これ良いかも、とか、イケてる、という直感を磨く事もまた難しい営みだと思う。
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