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ほのぼの生きる  138_20230606

故人がつないだご縁

4日目は3人目の「会いたい人」と会った。
ラスト!
今回は夢の共有というよりは、共通の知人を通じてつながったご縁。

共通の知人はもうこの世にはいないけれど、私はその人が大好きだったから、その人のことを少しでも覚えていたくて、新しいご縁を作ったのかもしれない。

そういうと新しいご縁に失礼なのかな?

1年以上も前に「初めまして」のお手紙を書いた時、「わたしはケイ先輩(故人の仮称)を通じてあなたに興味を持ちました。あなたに興味をもってあなたを見ているうちにあなたのファンにもなりました。だから今はあなたを応援したい。ケイ先輩への愛も上乗せして」みたいなようなことを言ったような気がする。

ケイ先輩は私の古き同僚(女性)で、昔東京に1年ほどいたときに、一緒にお仕事をさせていただいた。私の10コ上の先輩だった。夫とも知り合い(同僚)である。私が30歳の時に40歳でバリバリのキャリアウーマン。全国から集まった同僚の中でトップを競う出来た方だった。
聡明で、物腰柔らかく、1年だけ私のお姉さんだと思って、とても慕っていた。
結婚式にも参列していただいた。遠路はるばると私たちのために来てくださった。

年賀状のやりとりをしていたがその年は来なかった。私たちの別の同僚がたまたまその人を訪ねたところ、すでに病気で亡くなった後だった。
そのことを知ったショックはいかばかりか。悲しかった。

昨日お会いしたまーくん(仮称)はケイ先輩の職場の後輩にあたる。面識はないようであった。
でも昨日話を聞いていたら、もしかしたら入社した直後に会ってるかもしれないね、という話になった。

私はケイ先輩がまーくんを通じて見えるのだ。ケイ先輩の温もりを感じるのだ。
まーくんも私もケイ先輩がいつもニコニコ見守ってくれているのかもしれない。
二人、出会ってくれてありがとう、って言ってくれているような気がした。

ケイ先輩が描いていた未来をまーくんが実現させてくれるかもしれない。

まーくんは私の10コ年下だ。まだまだ若い!!
ケイ先輩が10コ下の私を愛で包み込んでくれたように、今度は私がまーくんを応援する番だ!!
そうやって人のご縁はつながっていく。

昨日も多いに夢を語りあったのだが、キーワードは「未来につなぐ」
私という存在は私だけのものではない。
歩いてきた道はきっと、また誰かの道になる。
私とまーくんはそれぞれにやりたいことがあり、違うフィールドで頑張っているのだが、それらのことはどこかでつながり、いつか大きな道になるかもしれない。

そんなことを思った、最後の夜でした。
このたびは「未来への旅」でもあり、「現在を知る旅」でもあり「過去を振り返る旅」でもあった。
縦(時間)と横(ご縁)のベクトルがぐんぐん伸びて、大きな収穫になりましたとさ。

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