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うぉんのすけ 学びの部屋 011_20240324

ハングル講座最終回

今年から始めた「ハングル講座」は今回で11回目、最終回です。
前回の記事はこちらです。パッチムの種類を説明しました。
※ハングル講座第1回から第10回をまとめてみたい方は、マガジン(無料)「学びの部屋」の2回目からご欄ください。

今回は、パッチムの読み方(ルール)について説明します。
今日はちょっと難しいので、丁寧に伝えたいと思います。


【ルール1】連音


前の文字にパッチムがあり、次の文字が「ㅇ」または「ㅎ」で始まる場合には、2文字目の「ㅇ」または「ㅎ」は発音されず、1文字目のパッチムと母音で発音する。

音楽「음악」を読むときは「으막(ウマク)」となる
漫画「만화」を読むときは「마놔(マヌァ)」となる

1文字目のパッチムが2つある場合は、左側のパッチムだけ残して、右側のパッチムを次の文字の「ㅇ」または「ㅎ」の代わりに発音する。

若者「젊음이」を読むときは「절므니(チョルム二)」となる

ただし、パッチムの右側に「ㅎ」が場合は左側にあるパッチムが連音される。

(形容詞)多い「많이」を読むときは「마니(マニ)」となる

【ルール2】激音化


1文字目のパッチムが「ㅎ」で2文字目の子音が「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」の場合は、激音「ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ」になる。

(形容詞)良い「촣다」を読むときは「초타(チョタ):激音」となる
(形容詞)多い「많다」を読むときは「만타(マンタ):激音」となる

1文字目に「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ」のパッチムがあり、2文字目の子音が「ㅎ」である場合は、2文字目の子音が激音「ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ」になる。

入学「입학」を読むときは「이팍(イパク):激音」となる

【ルール3】鼻音化

1文字目に発音が「-k、-t、-p」になるパッチムがあり、2文字目の子音が「ㄴ、ㅁ」である場合は、1文字目のパッチムがそれぞれ「ㅇ、ㄴ、ㅁ」の発音になる。

昨年「작년」を読むときは「장년(チャンニョン)」となる
乳歯「젖니」を読むときは「전니(チョンニ)」となる

1文字目に発音が「-k、-t、-p」になるパッチムがあり、2文字目の子音が「ㄹ」である場合は、1文字目のパッチムがそれぞれ「ㅇ、ㄴ、ㅁ」の発音となり、さらに「ㄹ」は「ㄴ」の発音になる。

協力「협력」を読むときは「혐녁(ヒョムニョク)」となる

1文字目に「ㅁ、ㅇ」のパッチムがあり、2文字目の子音が「ㄹ」である場合は、2文字目の子音「ㄹ」が「ㄴ」の発音となる。

心理「심리」を読むときは「심니(シムニ)」となる

【ルール4】流音化(舌側音化)

1文字目のパッチムが「ㄴ」で2文字目の子音が「ㄹ」の場合は、子音が「ㄴ」が「ㄹ」になる。

便利「편리」を読むときは「펼리(ピョルリ)」となる

1文字目のパッチムが「ㄹ」で2文字目の子音が「ㄴ」の場合は、子音が「ㄴ」が「ㄹ」になる。

正月「설날」を読むときは「설랄(ソルラル)」となる

【ルール5】濃音化

1文字目に発音が「-k、-t、-p」になるパッチムがあり、2文字目の子音が「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅅ、ㅈ」である場合は、「ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅅ、ㅈ」がそれぞれ濃音「ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ」となる。

国家「국가」を読むときは「구까(クッカ)」となる

1文字目に「ㄹ」のパッチムがあり、2文字目の子音が「ㄷ、ㅅ、ㅈ」である場合は、「ㄷ、ㅅ、ㅈ」がそれぞれ濃音「ㄸ、ㅆ、ㅉ」となる。

発達「발달」を読むときは「발딸(パルタル)」となる

1文字目に「ㅎ」のパッチムがあり、2文字目の子音が「ㅅ」である場合は、「ㅅ」がそれぞれ濃音「ㅆ」となる。

(形容詞)多いです「많습니다」を読むときは「만씀니다(マンスムニダ)」となる

【ルール6】口蓋音化

1文字目に「ㄷ」のパッチムがあり、2文字が「이、히」である場合は、「이」は「지」に、「히」は「치」の発音になる。

(副詞)あえて「굳이」を読むときは「구지(クジ)」となる
(動詞)固める「굳히다」を読むときは「구치다(クチダ):激音」となる

1文字目に「ㅌ」のパッチムがあり、2文字が「이」である場合は「치」の発音になる。

(副詞)一緒に「같이」を読むときは「가치(カチ):激音」となる

さいごに・・・

さぁ、これで・・・全部だと・・・思います(漏れてたらすみません)。

はぁ、疲れた~
今回はさすがに疲れた~

実はこれ、私自身、どうやって覚えたのか記憶がありません。
でもハングルに親しむ中でなんとなく法則がわかってくるんです。
これまでのハングル講座第1回~第10回の学びに自信がない人は、この最後の第11回はかなりハードなものになるでしょう。
第10回までをきっちり覚えて、ハングル文字なんてもう何とも怖くないっ!って思ってからで十分だと思います。
特に前回のパッチムの種類と7つの発音が分かれば、法則見えてくると思いますからね。頑張ってください。

最終回はやっつけな感じで(正直私も自信がないです・・・)、すみません。
これまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
皆さんの「スキ、コメント」が励みになりました。

次回の「学びの部屋」は未定です。
何か面白いことを見つけたら、また日曜日に始めようかなと思っています。

今回の挑戦で分かったことは、私はハングル(韓国語)が得意だったということ。これほど得意でない(自信がない)と人には教えることができないということ。このほかにいろいろと思いを巡らせてみましたが、人に教えるほどの知識がほかに備わっていませんでした。残念です。

またいつかお会いしましょう!


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん齋藤はじめさんの作品です。齊藤さん、ありがとうございました💗


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