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徒然なるままに・・・058_20220818

削る作業

私には収集癖がある。
ミニマリストの正反対を行く。物が増える一方だ。
結婚するとき、条件として自分の部屋が欲しいと懇願した。小学校入学前に買ってもらった学習机をそのまま持ってきた。結婚してからもどんだけ勉強する気なんだと呆れられた。

アパートに引っ越したときにも仮住まいだから最小限のものだけにしようとしていたが、5年も経つと物で溢れかえっている。

私は人生で4回ほど大きな引っ越しを経験した。そのたびに不要なものを整理し、海外にも住んで家具を引き払う苦労もしたのに、なぜこんなに物が多いんだ。

まぁ、端的に言って「捨てられない」。
捨てる技術、これが私にはない。

職場でもそう。整理整頓が苦手。不要な書類やデータが捨てられない。片付けられない。分類もできない。
頭の中と一緒。ぐちゃぐちゃ。
昔、お世話になった課長から「(考えや行動が)とっちらかってるねー」とよく指摘を受けたものだ。あれから全然成長してないじゃん!

死ぬときには何一つ持っていけませんよー、とか。
物を捨てて整理すれば、本当に大事なものしか残らなくなって、それらだけを大事にすれば豊かな気持ちになれますよー、とか。
物を捨てる技術を磨けば、判断力が高まりますよー、とか。

分かってる。分かってる。
こんまりさんのメソッドだって何度も挑戦したんですよっ(何回も挑戦している時点で、はいっ失格!)
整理術の本だってたくさん読んだし。

この自分の欠点にまた向き合う時期が来た。
それに気が付かせてくれたのが、noteだ。
私が書く文章には無駄が多い。文章が洗練されていない。ただ書きたいことを並べているだけ。気持ちの赴くままに(まぁ、もともとそれがコンセプトだったのだが)。
思いが強すぎて、技術に負けてしまう。丁寧に文を整理しようという気持ちに、「書きたい」が勝ってしまう。

仕事もそう。本当はこうした方がいい、と分かっていても「こうしたい」気持ちが勝ってしまう。

私の部屋を埋めている本だって、そんな量、一生かけたって読めないくせに、「買っておきたい」が勝ってしまう。「今すぐ読みたい」ではなく「一応買っておきたい」だ、これが一番質が悪い。

欲望のかたまりだ。欲望をコントロールできない。

よし、今日からは1000字で書くことを目標としよう!これまでの半分。最近始めた短歌の挑戦も実はその一つ。31字に集約する訓練。
人へのコメントもできるだけ短く!
削る!削る!削る!

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