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キラキラ✨ひかる 046_20240403

Umbrella

1.傘がない

居酒屋で「ボクの靴が・・・」と言っている上司を見て、自分の靴が分からなくなるなんてありえないと思っていた。
私の靴は絶対に間違われることがない。

靴はそうなのに、どうして傘は・・・

私は雨降りがあまり好きではなかった。
実家のある地方は1年の半分は雨なんじゃないかと思うくらい、いつもどんよりとした天気で、晴れた日に憧れた。
嫁いできた場所はほとんど雨が降らない。
傘が必要と思ったことがほとんどない。

だからかな、傘をなくすことがなくなった。

今使っている傘はもう8年以上使っている。
東京の大手町で買ったものだ。
その日は雨が降っていて急に傘が必要になった。
全く余談だが、私は東京の雨が好きである。
毎日は嫌だとは思うが、なんだかとても風情を感じるからだ。

急に雨に降られていつもなら500円のビニール傘を買うところ、なぜかこの日は3000円もするお洒落な傘を買ってしまった。
東京の街ぐらいおしゃれな傘をさして歩きたいから。

あれからずっと大事にしている。
8年以上も使っているのだから500円の傘よりずいぶんとお安くついた。

この傘、なぜかなくならない。
忘れたと思っても必ず私の元に戻ってくる。
先日美術館に行ったとき、行きは雨が降っていたから傘をさして出かけたのだが、帰りはすっかり上がってしまっていて、うっかり忘れてしまった。

面白いことに1週間後、ラジオで井上陽水の「傘がない」という曲を聴き思い出した。
自分の行動を思い出し、わざわざ美術館まで取りに行った。
どうしてもこの傘は私と一緒にいたいらしい。

これからも大事にしようと思う。

2.傘があれば安心だ

先日、明朝に大きな地震があった。
地震に慣れてしまっている自分が怖い。
ちょっとしたらまた眠ってしまった。
夫は全然寝れなかったようだが、私はこういう時にあまり神経質にならない癖があるようだ。

ところで、同じ地震に見舞われるなら夫と一緒にいる時がいい。
日中、一人で体験したらどこに避難すべきか、夫は大丈夫か、夫と会えるか、などいろんな心配が出てくる。
勤務中であれば、職場での対応も必要となる。
自分の身の安全よりも考えることが増えてしまいそうである。

ぐらぐらぐらと揺れて、あー今回はちょっと大きな地震だなと思いながら、でも夫が隣にいるから安心だと思ってしまった。

夫は私の傘である。
傘があれば安心だ。

全国どこにいても地震に見舞われる。
皆さん、お互いに気をつけましょう。

<1年前の”ほのぼの日記”> 
昨年Second Quarterは、FP3級と簿記3級に挑戦した。
4月3日からスタートしたのね!
今年は1つだけ通信講座受けてます。


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


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