明日の種をまく 094_20231114
過去への旅が心を軽くする(2023総括14)
今年の前半、私は無職だった。
noteという場所を借りて、自分と向き合う作業をした。
ずーっと昔、自叙伝を書いてみたいと思っていた時があった。
今よりも感受性が強く、いろんなことに悩み、傷つき、こんなに辛いのは自分だけだと思っていた頃の話。
でも結局、文章を書くということは一度もしたことがなかった。
2022年2月からnoteを始めて、自分の気持ちを書いてみることをやってみた。
思いのほか、書けることがわかり、さらに楽しみを味わった。
昨年は普段自分が考えていることを徒然なるままに書いてみた。
その作業によって「現在の自分」を知ることができた。
うぉんのすけという人間はこうなんだなぁと自分の思いを綴りながら確認し、コメントをいただきながら「他人が見ている自分」も認識した。
そして今年はその作業をもっと掘り下げてみた。
「過去への旅」だ。
自分はどうしてこうなったんだろう?
今の自分は過去の自分が積み重なってできあがってきたものだ。
だから今の自分を作った過去の自分も知った方がいいかなぁ~なんて思って、書き綴ってみた。
実際書いてみて、分かったことがある。
ずーっと心の中に留めていた大事な感情、それはよくもわるくも留まった感情。一度吐き出してしまうと心が楽になった。
頭もすっきり・・・というか、一度外に出てしまった記憶はもう二度と同じようには戻らない。
私から離れてしまった。
それを私は何度も「浄化」という言葉で表現した。
辛かった感情はnote上で浄化されていった。
それが良かったか悪かったかは私には分からないが、ながーいこと溜まっていた記憶や感情は書き連ねることで「思い出」に形を変え、別の場所に収まっていった。
noteのおかげだな。
過去の自分と向き合うことで自己認識が深まり、前に進めている気がする。
そういえば、最近、過去話書いてないなぁ。
「いま」いや「未来」を見るようになったからかもしれないな。
自分の道を見失ったり、どうにもこうにも上手くいかなくて前に進めない時は、過去の自分と対話をしてみるのもいいかもしれない。
どんな辛い過去も今こうして自分がいることが分かれば、それはすべて「感謝」に変わる。
感謝する気持ちが薄れた時は「過去への旅」をオススメしたい。
タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。
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