徒然なるままに・・・046_20220724
インスタントフィクション
まつりのあと
どーん
空一面に灯がともる
たくさんの笑顔が迫ってくる
握った手のひら 無理やり こじ開けないで
悔しいから 握り返してみる
どこかで聞きなれた声だ
こんにちは おひさしぶり
ぱんっぱんっぱんっぱっぱーん
割れるような地響き
耳鳴り 眩暈 激痛
つないだ手を思わずはなしてしまった
思わず叫ぶ
君の名を呼んでも届かない
そこに君はいるのに
笑ってる君 怒ってる君 困惑してる君
泣いても わめいても 君には届かない
どーん どーん どーん
一つ一つ大きな花が咲いていく
ときにはハートや星のかたちもあり
一つのでっかい花が好き
たくさんの小さな花も好き
どんな人ごみの中でも君を見つける
君が見失っても 大丈夫 必ず見つけるから
気がつくと隣に君がいた
君は隣で泣いていた
火薬のにおいが残っている
空には白い煙が上がる
そして何も見えなくなった
水面に映る月明かり
そっと立ち上がって ゆっくり歩きだす
さあ 家に帰ろうか
いやぁ難しかった。
初めての作品だからお許しを。
新しいことに挑戦すると頭が活性化される(笑)
慣れてないことして、かなり頭力を消耗するから、しばらくは休憩。
というか、未完成っぽいから、適宜手直しする予定。
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