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怒りとは期待の裏返し。消すことはできないが、対処する事は出来る。

怒りとは、独りよがりな感情だと思う。
その正体は、自分が期待した事柄と現実に起こった事柄のギャップに対する心の反応だからだ。

だが、怒り自体は否定するべきでは無い。
感情とは、湧き出るものである。
否定する事は自らの心を否定することと同じだから。

ではどうするか?

まずは、期待する事をやめるのである。
期待しなければ、ギップが発生しないので怒ることも回避できる。
しかも、成果が出た時は素直に褒める事が出来る。
ただ、このレベルになるには悟りを開くのに近い境地に辿り着く必要があり、なかなか現実的ではない。

次に試したいのは、その怒りが相手の為なのか自分の為なのかを立ち止まって認識することである。
認識する事によって、少し冷静になる。
少し冷静になれば表現を選ぶことができる筈だ。
これなら心掛け次第で習得しやすいと思う。

前提として、
他人は変えられないということを、念頭に置いておく必要がある。
そこに気付ければ、怒る事が如何に不毛なことか想像出来る。

この世界を観測しているのは、自分なのだ。
自分が変わる事こそ、世界を変える事になるはずだ。



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