パラレルワールド新聞:  「中国でインターネットサイトの数が激減 「不都合な記憶や歴史が消し去られている」 <- 情報操作の教科書にはならないでしょうね、ディストピアの教科書にはなっても...

今回は「中国でインターネットサイトの数が激減 「不都合な記憶や歴史が消し去られている」について見ていきましょう。

Business Insider: 7 Jun,2024

「中国でインターネットサイトの数が激減 「不都合な記憶や歴史が消し去られている」

「米ニューヨーク・タイムズは天安門事件から35年を迎えた6月4日、中国当局による厳格なネット規制の現状について報じた...中国のインターネットが急速に縮小の一途をたどり、ウェブサイトの数は激減。投稿は検閲され、人々の過去や不都合な歴史が消し去られている」

いや~

これは、アニメ 攻殻機動隊 SAC_2045の原点でもある1948年に書かれたジョージ・オーウェルさんの「1984」、はたまた「ガンカタ」を生み出した映画「リベリオン(2002年)」そのもののディストピア。

凄い。

一体、いつの時代とおもいきや、現在でした~

「中国人はその事実を認識している。中国独自のSNSでは当局の規制を逃れるため、物事を婉曲して表現し、投稿やアカウントが検閲されても諦めて受け入れる。彼らはインターネットの“パラレルユニバース”に生き、それを自虐することさえあるという」

「ニューヨーク・タイムズは、中国のトップ検索エンジン「百度」を使って1990年代半ばから2000年代半ばまでの期間に焦点を当て、中国で最も成功したIT起業家、アリババのジャック・マー(馬雲)氏とテンセントのポニー・マー(馬化騰)氏について検索」

前者の検索結果はゼロ件で、後者はわずか3件」

「過去数十年で中国最大級の災害とされ、2008年5月12日に約6万9000人が犠牲となった四川大地震について調べるため、地震発生当日から1年間に絞って百度で検索すると、9ページにわたる検索結果を表示した。ところが、そのほとんどは政府または国営放送の記事」

「中国語サイトの数は世界全体のわずか1.3%で、2013年の4.3%から減り続け、10年間で70%激減」

中国語サイトは現在、インドネシア語やベトナム語のサイトの数よりわずかに多いだけで、ポーランド語やペルシャ語のサイトより少ない。また、イタリア語サイトの半分で、日本語サイトの約4分の1」

これだけ、情報に国家が関与してくると、ある意味簡単に対国民で情報操作ができますね。

問題は、これで等身大の10倍ぐらいの軍事力をもっているとプロパガンダで国民をあおり「そうだ、そうだ、わが軍が負けるわけがない。経済が悪くなったのはあいつらのせいだ! お仕置きだ!」とどこかの国と開戦してしまうリスクがかなり高いことですね。

恐らく、情報操作のターゲットには書記長も含むでしょう。

ちなみに、この国は日本の隣国です。

パラレルワールドの住民は、困惑しています。

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