武器兵器調達課#61: 「(陸上自衛隊の)Vision60」 <ー ロボット犬Vision60能登で救助支援任務
今回は「(陸上自衛隊の)Vision60」について見て行きましょう。
「(自衛隊の)Vision60」: アメリカのゴースト・ロボティクス社が開発した4足歩行自律型ロボットです。2023年12月に三菱商事が販売代理店契約を締結し、日本市場にも導入されました。
Vision60は、高さ60cm、重さ60kgの大型ロボットです。4本の脚で自立走行することができ、最大速度は約20km/hです。また、障害物や段差を乗り越える能力も備えています。
Vision60には、さまざまなセンサーが搭載されており、周囲の環境を認識することができます。また、GPSやLiDARなどの技術を用いて、自律走行することができます。
Vision60は、さまざまな用途に使用することができます。例えば、
基地警備や災害支援などの監視・巡回
CBRNE(化学・生物・放射線・核・爆発物)の偵察・監視
通信確保や情報収集
ドローンとの連携
などが挙げられます。
日本では、能登地震の際に、陸上自衛隊がVision60を災害支援に投入しまし、被災地の状況を把握したり、物資輸送を行ったりして、活躍しています。
Vision60は、自衛隊の無人化・省人化を推進する上で、重要な役割を果たすことが期待されています。
陸上自衛隊の報告: ↓
#令和6年能登半島地震 に伴う #災統合任務部隊 JTF遊撃隊は、輪島市孤立集落住民の2次避難所までの移送支援に先立ち、#UGV(Unmanned Ground Vehicle)の操作訓練を行うとともに使用予定避難経路上の偵察等を行い、避難者の安全な誘導支援を行いました!#災害派遣 #中部方面隊 #統合 #自衛隊 pic.twitter.com/VpsZyuKXZm
— 陸上自衛隊 (@JGSDF_pr) January 17, 2024
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?