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ゴミ屋敷のオッサンに言われた言葉

ニート時代の鬱病を直すために散歩を始めた

ニート時代は昼夜逆転をし睡眠リズムが崩れ、
社会人の時週3で通っていたジムも休会し一切運動もしなくなり、
何より夜基本的外に出る人間になっていたのでそのまま鬱病になりました。

鬱の程度から申しますと全然自分は軽度だと思いますが、
本当に何も出来ません。
風呂も1週間入れないのは当たり前。
飯は1日1食。
掃除は出来ない。
ゴミ捨て?そんなの知らない。
郵便物?確認できない。
基本的に1日中眠い(食事トイレ以外は寝ている)

まさかこうなるとは思っていませんでした。あと確実に思考が停止するので記憶力が落ち脳が退化する感じでした。

そして鬱病改善の為友達のフォローの元朝6時に電話で毎回起こしてもらい昼間は散歩をするという習慣を作ることにしました。
この時の周りのフォローには感謝しています。ありがとうございます。

猫の集会所になっているゴミ屋敷のオッサンに激励の言葉を貰う

私の住まいは田舎なので基本的に車移動でして、
コンビニに行くのですら車です。

その様な生活スタイルだったので住まいの近隣を散歩するのはなんかフレッシュに感じました。

そしてある日散歩をしていてやけに猫が多い場所を見つけました。
私は動物が好きなのでその猫の密集している方へ向かうと、
ゴミ屋敷にたどり着きました。
そしてそのゴミ屋敷で餌を猫に与えている浮浪者みたいなオッサンが居ました。

ジロジロとガン見をしていたらオッサンに行政の方かと勘違いされました。
私は
「無職になって最近散歩しているです。こちらの猫は飼われているんですか?」
と言いました。
するとオッサンは
「飼ってないよ。でも可哀そうだから餌をあげてるんだよ。餌あげると役所から注意くらうんだけどね。君はまだ若いんだからまだまだこれからでしょ頑張ってね。俺はもう年だからこれだけど君にはまだ若さがある。」

その一言で救われる私

普通に嬉しかったですし、鬱特有の頭のモヤモヤも少し晴れました。
励まされるとなんだか落ち着く気がします。
少なくとも鬱+ニートでどん底だと思っている当時の私にはとても素晴らしい激励でした。

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