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サバ缶パスタ

今夜の晩ごはん、サバ缶パスタ。パスタを茹でている間にフライパンで作りおきのトマトソース(トマト缶とオリーブ油、鷹の爪、にんにくみじん切りを気長に煮込んだもの)をあたため、汁気を軽く切ったサバ缶とバジルペースト、白ワイン少量を入れて煮込む。たまたま冷蔵庫にあった黒オリーブも追加。パスタがアルデンテ直前に茹であがったら湯切りして、フライパンに移してささっと混ぜ合わせ、黒こしょうを振って、冷凍枝豆を散らしてできあがり。トマトソースの酸味と出会ったサバ缶のコク……めちゃくちゃおいしい!ツナよりもがつんとパンチが効いていて、でもアンチョビよりも塩気は控えめで、ちょうどいいバランス。サバ特有の生臭感はどこにもなく、でもトマト味をたっぷり吸い込んでもしっかり漂う海の幸の存在感。彩りが欲しくて散らした枝豆との相性もばっちりだ。ごちそうさまでした。


ふだん缶詰と言えばトマト・ツナ・コーン缶くらいしか買わないので、近年のサバ缶ブームも「ふーん」というテンションで眺めていたのだけれど、先日台所から出土したサバ缶(買った覚えが全くないんでおそらく貰い物)の賞味期限が今月いっぱいだったので使ってみて、そのポテンシャルにおののいた。もっと生臭いもんだと思っていたのだけれど、すごくおいしいものなんですねえ!トマトとの相性も抜群だった。アスパラとかそらまめとかモロッコいんげんなんかとも合いそう。仕上げにレモンなんか振っても良さそう。まぶしい陽射しの溢れる戸外で、きんきんに冷やした白ワインかスパークリングワインと合わせたらヘヴン状態になれるんじゃないかしら。キャンプ飯に作りたいメニューリストに加えます。ありがとうサバ缶。おそらく最低でも3年は台所で放置しちまって、ごめんよサバ缶。今度は自分で買いに行くよ。


ちなみにサバそのものはものすごく大好きです。いつか九州にサバのお刺身を食べに行きたいなー。

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