わかな🍁

スポーツと音楽 書くひとになりたい

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最近の記事

朝の青春

ずっと話したい人だった。 久しぶりに見、初めて声をかけてくれた。 私はちゃんとありがとうを言えたのだろうか。 朝、いつも通り朝学講習に行こうとしていると、あ、と私の顔を見て彼は言った。 「今日、向こうの教室やって、図書館じゃないって」 驚いた。それはあるきっかけから数ヶ月前まで毎日DMで話していた野球部の彼であった。 その頃は互いに悩みを伝えたり愚痴を言ったり、誕生日を祝ったり、時には、ねぇ、話したいことがある。やっぱり言えない、なんにもない。というような甘酸っぱい青春のよ

    • 読書録『かか』

      かか、という何をいいたいのかわからない題名に惹かれてずっと読みたかった本を買い、勢いで一晩で読んでしまったので、感想を。 主人公「うーちゃん」は、アル中になった母「かか」のことで苦しんでいる。うーちゃんは浪人生で、かかと語る相手である弟と、母親を亡くした従姉明子と明子を可愛がるジジとババと犬のホロと暮らしている。複雑な暮らし。うーちゃんは神様のところへ、一人旅に出掛ける。 この物語は「かか語」という方言のような口調で進む。自然と語り手の心のなかに入っていくような刺さる言葉だ

      • コンビニ

        田舎暮らしの私は小さい頃、都会に行ったときにお店に駐車場ないやん!ってめっちゃ衝撃受けた。 それと同じときに、都会の駐車場がない訳わかんないコンビニでも店内の商品の構造とか並び方とか全く一緒ってことにすごく驚いた。 場所が離れてても同じなんて気が合うのかなと、不思議だった。 心理学や経済学に基づいて、客を呼び売上を伸ばす店内のレイアウトが考えられているのだと、2年前くらいに気付いた。 昨日の政経の授業で行動経済学を学んで、 ああ、今私は私が小さい頃不思議に思っていたこと

        • 公園

          昨日、高校2年の学年末考査が終わり、ちょっと浮かれてクラスメイトと小さな公園に行った。 対象年齢を過ぎているであろう遊具で遊んでみた。子どもと一緒に使っている母親がいたから安全面では多分大丈夫だろう。 しかし、久しぶりに乗るブランコではすぐに目が回ってしまうし、滑り台もふわっと飛んでいきそうで怖かった。大人になったなぁと感じた訳だ。 それから、公園というところは色彩豊かだと気が付いた。青い空を背景にカメラを向けると、簡単に『エモい』写真が撮れた。 子どもの遊びにとって色

          はじめてのnote

          書く、表現する、たくさんのひとに影響を与える、社会を盛り上げる。 そんなことが出来る人になりたい、とふと思った。 私は答えのない問題について考えるのが好きなほう。周りを分析的に見て、他人の感情を読み取ろうとする。自分の考えもしっかり持っている方だと思う。 でも自分に自信がない。否定されたらどうしよう、と考えてしまう。そういう性格。 仲の良い友達でもそうだし、SNSになっても同じ。Twitterで意見が食い違う人がいて怖くなってアカ消ししたこともある。 でも、私は、実は

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